〈普通が良かった〉1人

 私は普通に生まれたかった


私の家は、いわゆる、殺し屋だった


 身体能力がこの家でも特に高かった私は、

無理やり家を継がされる事になった。


 中学校までは、普通を演じていたけど、

高校は、家の都合でいけないと友達に言った


 えー、残念wwとか、

貧乏かわいそーwwとかさ、


心無い言葉を沢山言われた


あんな奴ら、友達なんかじゃ無かった


 その日からだった、

殺しが怖くなくなったのは


だから殺した、親友(笑)も、

よくたむろってたあの子達も、みんな


 そして数年後、私は家を継いだ

それから今まで、沢山手に掛けた。


有名人や、政治家、社長に一般人


 どのくらいの月日が流れたろうか、


私は、恋をした。

相手は、次のターゲットだった


 写真を見せられた時、私は一目で恋をした


そして、私は後悔した

もし、意地でも殺しをしなければ、

あの人と普通に出会えたかもしれないのに



 過去の私と、家系を恨んだ 


どうして、普通にしてくれなかったの?

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