第10話 勇者に頼るしかない
「勇者に頼るしかない」
「伝説にうたわれている存在に」
色々な手を打って来たけれど
もう他に方法がないの
勇者に頼るしかない
外の世界の人間に
他力本願極まりない
きっとその通りで
そうでしかない
けれども死ぬわけにはいかないから
皆は死にたいわけではないのだから
生きるためには抗わなければ
汚くなってでも抗わなければ
どうやっても生きられないのなら
どうやっても方法がないのなら
綺麗に 高潔に終われたのでしょう
けれども まだまだ 足掻く余地があって
努力するべき点もあるから
「私達は、頼るしかない」
「何の接点も関係もない 異世界の勇者に」
詩集上 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます