第40話からかい
「バベル早く教えて」
「分かったから抱きつかないでくれ」
赤面しながら言う
「はーい」
サティヤはポーションが気になりつい飛び付いてしまった
<私から教えましょう>
「お願いサナちゃん」
<任されました。赤色は傷を少し塞ぎ体力を回復する効果で黄色は傷を塞ぎ体力を少し回復する効果、青色は魔力を回復するポーションです。>
「赤色だけ2つある」
ルイスからもらったポーションは赤2黄1青1だった
「そうだな」
<きっとルイスさんはマスターとサティヤさんを死なないよう配慮したんだと思います>
「へぇーそうなんだルイスって人いい人なんだ」
「そうかもな」
サティヤに同意した
「使う時は言って渡すから」
「分かった。でも4年後の戦いに全部使いたいね」
「そうかもだけど、死んだら元も子もないヤバいと思ったら直ぐ言ってくれ」
「うん、分かった」
少し照れてつい目をそらしてしまった
「うん?どうしたんだサティヤ」
「いやー早く魔物狩りしたくてさ」
「そうだよな俺も早く魔物を倒したくて昨日全然寝れなかった」
バベルは何回も頷く
「そうなんだ」
「これで32」
「こっちも終わったよ」
2人は今森にいる
「やっぱりすごい?」
「あぁ凄いな見てみろ」
さっき切った魔物に指を指した
「わぁ首と体が離れてる」
「いつもみたいに喉を切ろうとしたらうなじまで切っちゃった」
「うなじ?」
「ここだよここ」
バベル背を見せうなじを叩く
「へぇーここが」
サティヤはうなじを興味方位でさすった
「うふぉ」
飛び跳ねうなじを手で覆う
「なにしてるの」
びっくりし過ぎて裏声になった
「ははははは」
飛び跳ねたのが面白かったのかサティヤは大爆笑する
「ピょ~んピょ~んははははは」
<飛び跳ねてる姿とてもおも、素敵でしたよ>
「今面白いって言いかけたよな」
<そんなことありませんよ。素敵でしたよ>
「本当か…サティヤ笑いすぎだ」
「そう?とても面白かったんだもん」
「覚えとけよやり返してやるからな」
「出来るもんならな」
睨み合う
<2人とも今は狩りの最中ですよ>
「分かってる」
「もう少し奥行きたい」
サティヤは手応えが無いのが嫌で奥に行きたがっている
<あと1ヶ月位たてば行けますよ>
「本当!」
<はい本当です>
魔物を倒し続け7ヵ月ようやく奥に行ける
「奥に行くためにlevel上げないとな」
「うん」
2人は魔物狩りを再開した
「あそこにオークがいる」
「あっちにもいるな」
「私あっち行ってくる」
「分かったでも危ないと思ったら直ぐ逃げるんだぞ」
「分かってる」
2人はそこそこ強くなり奇襲せず1人でオーク10匹を倒せるようになった
「じゃあ行ってくる」
サティヤとバベルそれぞれ目的の場所まで走る
「ウォーターボール」
雫に水を纏わせ
「ライト」
オーク達がいるど真ん中にライトを出現させオークをスタンさせた
「よし」
スタンしたオークを後回しにし、していないオークから倒していく
「静電気」
草むらに隠れていたサティヤは静電気を体に纏う
「これでよし」
草むらから出て近くにいたオークから倒していく
「おりゃ」
巨大な体を持つオークはサティヤの小さな拳で倒れる
「ふぅ」
貫通まではいかないが肉がえぐれる程の威力が小さな拳に宿っていた
「ぶぼぉー」
仲間のオークが殺られ激怒したオーク達が襲ってくるが
「キック」
膝蹴りや飛び蹴り、回し蹴りで襲ってきたオーク8体を倒した
「ぶ、ぶほー」
その光景を見た最後のオークは逃げ出すが
「逃がさないよ」
人差し指に静電気をためオークに狙いを定めて
「ばーん」
静電気を放つ
「ぶふぉ」
「ふぅこんなもんかな」
圧倒的戦闘センス4歳とは思えない身のこなしでオークを葬った
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