第28話計画変更

「あーもうオークと小鬼しかいない」


サティヤは苛立ち地面を蹴った


「確かにそうだな」


サティヤが言う通りあれからウルフを一度も見かけなかった。その代わりにオークと小鬼は沢山見つかった


「バベル場所変えようよ」


提案してくる


「そうだな場所を変えようか」


2人は狩り場を変えた




「おっバベルバベルあそこにいるよ」


サティヤは、はしゃいだ


「サティヤ気持ちは分かるが静かにしてくれ」


「ご、ごめん」


「分かってくれたら良いんだ、じゃ実験を始めよう」


「うん分かった、エレキボール射つね」


サティヤはウルフに向かってエレキボールを放った


「わうぅぅう」


ウルフが痺れた


「サティヤ俺は数えているから、ウルフに近づく敵を倒してくれ。危なくなったら教えて、そっちを優先するから」


「分かった」


バベルひ数えサティヤはウルフの近くの草むらに隠れ近づく敵を倒すために備えた


「1.2.3.4……46.47…60」


「ワオー」


ウルフは痺れから解放された


「盲目」


痺れから解放されて次は前が見えなくて戸惑うウルフ


「サティヤ今だ」


「うん」


サティヤはウルフに感電を使った


「バベル何秒だった?」


「ちょうど1分だったよ」


「そうなんだ、それなら3体来ても戦えるね」


「そうだな」


「実験も終わったしそろそろウルフ狩りを始めよう」


「探すか」


「うん」


2人はウルフを探した


「あれ?なかなかいないね」


「うん、オークと小鬼は見かけるんだけどな」


「今日はオークと小鬼に変える?」


サティヤはウルフになかなか会えないことで目標を変えるか尋ねた


「もう少し探して居なかったら変えようか」


「分かった」


森を歩む


「今日はオークと小鬼に変えるか」


「そうだね」


探したがウルフを見つけれなかった




「はぁ今日はついていなかったな」


「全然魔物と会わなかった」


いつもと比べ倒した数が少なかったそのせいでサティヤは頬を膨らませた


「明日になったら会えるだろ今日はここまでみたいだし」


気付けば夕方になっていた


「あぁホントだ空がオレンジ色」


「帰ろうか」


「うん帰ろう」


2人は家に帰った




「お帰りバベル」


「ただいま母さん」


カレナは夜ご飯を作っている


「楽しかった?」


「うん、とても楽しかったよ」


「よかったは、でもバベルその服はなにかな」


バベルは自分が着ている汚れた服を見た


「えっとごめんなさい」


「お風呂に入ってきなさい」


「はーい」


バベルは逃げるようにお風呂場に行った


「はぁバベルたら」


カレナはため息が出た


「ただいま~」


「お帰りなさいディム」


「あれ、バベルはまだ帰ってきていないのか?」


「バベルは今お風呂に入ってるは」


「そうなのか、それで今日の夜ご飯はなんだ良い匂いがしてお腹がなってしまったぜ」


笑いながら言う


「まだできないわよ」


「そうかじゃ俺もお風呂に入ってくるは」


「バベルをよろしくね」


「おう」


ディムはお風呂場に向かった


「キャーー」


バベルの悲鳴が響き


「ふふ」


カレナは笑った


「なにやってんのよディム」


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