第26話休みの日が

「バベル座ってて」


サティヤは言い部屋から出ていった


「女の子の部屋に一人っきり……座るか」


バベルはヘタレである


「はぁ」




サティヤが戻ってきた


「バベルはい」


サティヤはバベルにコップを渡した


「ありがとう」


「うん」


「…」


「…」


「サティヤ本とかゲームある?」


バベルは耐えられなくなり暇を潰せるものがないか聴いた


「本ならあるよ」


「一緒に読も」


「いいよ」


サティヤ棚の中に合った本を取り出した


「はいこんなのどうかな?」


「英雄譚」


「そうだよこれね私が一番好きな話なの」


「そうなんだ」


バベルはサティヤと一緒に本を読んだ




英雄譚に熱中している2人に邪魔が入った


「サティヤいる~?」


サティヤ母が大声を出して呼ぶ


「ちょっといってくる」


そう言って母の元に行った


タッタタ


「母さん何?今バベルがいるからはやくすませてね」


「あら早いね」


「用件はなに?」


「バベルくんを呼んできてって言おうと思っていたんだけど来てるならいいわ昼ごはんができるまでバベルくんと遊んでいて」


「はーい」


タッタタ


「なに言ってたの?」


「バベルを呼んできてって言われた」


「俺いるけど」


「うんだから昼ごはんができるまで遊んでいてだって」


「そうなんだ続き読むか」


「うん」


2人は本を読み始めた




クンクン


「良い匂い」


クンクン


「ほんとだ」


2人は本の世界に入っていたがふと良い匂いがして気がついた


「見てくるね」


「うん」


サティヤはリビングに向かった


「母さんもうできる?」


「すごいわねサティヤちょうどできたところよ」


「じゃ呼んでくる」


「はーい」


サティヤは部屋に戻った


「バベルもうできるって」


サティヤが入ってきたときグーーーーと鳴った


「サティヤ行こ」


「ぷ行こか」


「笑うなよお腹すいてたの」


「私もすいた」


2人は言い合いながらリビングに行った




「こんにちはバベルくん」


「こんにちはサティヤのお母さん」


「ねぇねぇはやく食べようお腹すいた」


サティヤはご飯の前で我慢できなかった


「そうだねさっきすごい音したものね」


サティヤの母さんは頬に手を当てながら言った


「だよねすごい音したよね」チラ


サティヤはバベルを見た


「お腹すいたんだもん」


バベル顔を赤くしてた


「そうだねじゃ昼ごはんにしましょうか」


「「はーい」」


2人は椅子に座った


(いただきますは言わないでおこう)


「どうかしら」


「とっても美味しいです」


「うまい」


「嬉しいわ」




3人は食べ終わり


「母さん私たちは外で遊んでくる」


「あらそう怪我はしないでね」


「はーい」


「あの今日はありがとうございました」


「いいのよいつでも来てちょうだい」


「バベルはやく行こ」


「う、うん」


バベルはサティヤ母さんにお辞儀をしてサティヤを追いかけた


「まってぇ~」


バベルとサティヤはそのまま森まで行った


「ふぅやっと追い付いた」


「バベルご飯も食べたしそろそろ魔物狩りしよ」


「えっ今日は休まない」


「だって魔物狩りが一番楽しいもん」


「そ、そうか」


(やばい、戦闘狂になってきてる)


「そうだよ倒しにいこ」


この日も魔物を倒す日となった


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