第7話 決闘への応援コメント
企画から拝読し、ここまで読ませていただきました。
今回の水辺の戦闘ですが、水のイルカでの攻撃、想像するだけでめちゃくちゃかっこいいですね、戦闘描写にかなりのセンスが感じられます。
物語ですが、先の方も仰られていましたが、完成された世界観と細かく考えられた設定が凄いですね。
伸びしろの高い少年、生へと必死に食らいついていく感じがいいです!
彼の今後の成長が楽しみですが、物語は終末へと向かっていると考えると、この先にハッピーエンドは待っているのでしょうか?
今後の展開も、楽しみ読み進めていきたいと思います。
これから執筆、頑張ってください!
作者からの返信
紫蘇ゆう太様。
コメントありがとうございます。
戦闘描写にセンスがあるなんてお言葉頂けて、心から嬉しく思います。
設定に関してもお褒め頂けて大変恐縮です。スマホのメモや設定用のノートにガリガリ書き留めた日々が報われたようで胸がいっぱいになります。
生への渇望は、この物語のテーマの一つでもあります。様々なキャラクターがそれぞれの境涯で『生きること』に真剣に向き合うような展開を目指しています。
ハッピーエンドかどうかに関して、今予定している結末においては、この世界の多くの人々が考える幸福には則しないでしょうが、『生きること』が取り上げられなかったという観点で見ると幾分か幸福と言えるのではないかな?と私は思っています。
応援のお言葉、痛み入ります。更新がかなりゆったりとしたものですが、紫蘇ゆう太様がご満足するまで読んで頂けると幸いです。
第27話 アイリスの銀貨への応援コメント
オレグ所長の憂鬱な一日、ともいえるエピソードですね。
事なかれ主義な彼ですが、リアトリスの有能さを認める目はある人なのに、次男坊の悪事を隠蔽していたとは……いけませんねぇ。
ギゼラさんの服装はどんな感じなのでしょうか? 軍属だから勝手に制服っぽいのを想像しましたが、羽と尾羽まであるんですよね。ラントではすごく目を引いたことでしょう。キリっとしていて、ギゼラさんて格好いいですね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。オレグ所長にとっては、厄日でしたね。普段は善良な人ですが、子供や自身のキャリアと公正を天秤にかけると、どうしても欲目が出てしまいました。
ギゼラさんの服装は、ブランデンブルグ飾りがついた軍服にしています。翼と尾羽があるので、羽ばたきの邪魔にならないように切れ込みが入ったものを想像しています。でも、実はまだ草案の域を出ていません。確定では無いのです。かっこいいキャラクターなので、一張羅にしたくて、中々踏み切れず悩んでいます。
第26話 廉直な濡れ鼠への応援コメント
相も変わらず不可思議で引き込まれる世界ですね。
青年の言動からは生まれながらの強者であるような印象を強く受けます。そう、自分の中に自分だけの強い世界を持っているかのような。
意外にも似た印象を受けたのが、葵さんです。強い自我、纏うミステリアス、そして圧倒的な力。……たまたまですかね?
女性の心情も巧く表現されていて、共感が容易でした。何より強い劣等感は彼女の進む原動力であり、弱い自分と強い他者への憎しみそのものなのでしょうね。
雨咲様の圧倒的な文章力には、魔力が宿っているようです。
私はもうその魔力に囚われているようですね。忘れても忘れても、ここに戻ってきてしまいますから。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます。
そうですね。青年が作中で強者寄りなのは間違いありません。自分だけの世界観を持っていることに関しては生まれ持った能力からくる自信と、まだ明かせませんが理由があります。口調や振る舞い、価値観から予想できるかもしれませんね。
青年から葵を連想することも理由があります。おいおい書いていくのでもう少しお待ち頂ければと思います。一応ですが、血のつながりはありませんよ。
女性は、日常から自身の力の無さを痛感させられる環境に身を置いてます。いくら努力しようとも、決して縮まらない差に筆舌に尽くしがたい苦しみを覚えて、それでも藻搔いていたことは事実です。その藻搔きで他者を殺めるのは全く持って許されざる行いですが、彼女の属する中ではそれが正しいのです。
文章力なんて、そんな、まだまだです。状況説明は特に、本当に足りないと思っています。でもアールサートゥ様にそう言っていただけると、純粋に嬉しいです。また、楽しんで頂けるように精進致します。
第26話 廉直な濡れ鼠への応援コメント
圧倒的力の差ですね。標的にだけ降る雨とは面白い能力です。しかもただの雨じゃないのですよね。
『鼓膜に直に雨粒が流れ込むような感覚を覚えるほどだ。』←この表現、とても素敵でした。雨音が実際に聞こえた気がしましたよ!
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます。
青年と女性の実力差は歴然です。女性はごく一般的な暗殺者ですが、青年からすれば赤子の手を捻るくらい御しやすい程度です。彼女自身も、自身が並であることを自覚しており、強い劣等感に苛まれています。特に、生まれながら強者になり得る才能を得ている者に対しては、激しい憎悪を抱いています。それもこれも、彼女がいる環境の所為でありますが…………。
音に関する描写を書こうと思うと、鼓膜と関連付けたくなるんですよね。今回は、特に轟音を強調したいと考えていました。そこで、強い雨の中傘をさしていると会話もままならないくらいうるさいことがあったなと思い立って、もう鼓膜に直に雨を当てたら相当うるさいと感じられそうだなと文にしてみました。しっかり伝わったようで嬉しいです。
第2話 奴隷の少年への応援コメント
企画へのご参加、ありがとうございます!
少年の心を奮い立たせる「ヒント」だけを残す「おねえさん」。
「己の在り方を放棄しているからさ」のセリフもとても好きです!
カッコイイ~(*´˘`*)♡
少年、も伸びしろいっぱいな気骨のある子!成長が楽しみです
作者からの返信
弥生ちえ様。
企画へ参加させて頂けたこと、本作をお読み頂いたこと、誠にありがとうございます。
誰しもが在りたい自分ってあると思います。でも、ついつい目先の安定、安全に胡坐をかきたくなってしまう。それは器に入れられた水や砂粒が自らの力のみで外に出られないのと同じで、一度型(この話では、奴隷という社会集団)に嵌ったら自力で抜け出すのは非常に難しいことでしょう。そんな人間に変化を与えようとなれば、器を揺らす程度ではなく、ひっくり返すか、叩き割るくらいの衝撃が必要だと思い鏡瞳の女はあのセリフを口にしたのでしょうね。
この物語は、少年の成長もテーマに据えています。屈折しながらも気概のあるダレンが女からどのような影響を受けていくのか?私も非常に興味があります。
この度は、コメントを頂き誠にありがとうございました。
第25話 こっちとあっちへの応援コメント
お帰りなさい、雨咲さま。
ようやっと葵が帰ってきてくれて、勢いづいていた男たちとの立場が一気に逆転。格の違いにスッキリしました! これで一安心ですね。
葵の表情で、ひどく怒っているのがよく分かりました。
さてこの男たちは賢くさっさと吐くのでしょうか。そうでなくても、今の葵ならどうにでもしそうですね。
数日前のラントの町の様子は、ちょっと不穏な感じがします。
綺麗な情景ではありますが、嫌な予感が……。
相変わらず語彙力が高いですね。私では手に余る言葉の数々、今回も楽しませていただきました。
作者からの返信
保紫 奏杜。いつもコメントありがとうございます。
只今、帰りました。約2か月もの間、葵には玄関前でお待ち頂く形になってしまったので、きっと首を長くしていたことでしょうね。
兎にも角にも、葵が帰宅できたので、子供たちは安心です。男たちは…………まあ、きっと軽傷(一か所あたり一か月未満の治療を要する場合)で済むでしょう。葵は、優しいので…………。
そうですね。ラントの町は平穏に一晩を明かすことが出来るか否かは、次の話で明らかになると思います。何も起きない等とは、言えませんね。
語彙力に関してお褒め頂くと少し気恥ずかしく思いますが、努力が認められているように感じられて、とても励みになります。文章を考えている時に、表現したい事柄に合致する言葉を探すのがなんだかんだ言って一番時間がかかっているかもしれないと思っていたので。もっと手早く出来ればいいのですがね。
いつもお読みいただきありがとうございます。続きは、来週末を目標に尽力させて頂きます。
第24話 寄る辺の無い子への応援コメント
複雑怪奇で奇妙奇天烈な御伽噺のようで、しかし芯が通っていて伏線も張り巡らされている。明かされるのは虚実のカケラたち。それを読者に並べさせるようです。さらには世界の広さと狭さを、人の(人以外も)繋がりを通して教えてくれています。
やはり、雨咲様の物語はその世界に私達を手招きしてくれているようですね。
ダレンさんはやはり重要な立ち位置と、終焉への鍵を握っているように感じます。
燕尾服の男との繋がりも、ダレンさんの特異性を押し上げている……いえ、その繋がりこそが物語の中心点なのでしょうか。
燕尾服の男は今まで出てきた中で特に異様な雰囲気を感じます。
短剣があわや刺さるシーンの描写も秀逸でした。
私自身も痛みに親しんでいるだけに、読んでいて心にくるものがあります。
いえそれにしても、間に合いましたね。
どうか体調と心の平穏に気をつけながら描いていただけると、私はとても喜ばしく感じます。
最近色々と予定が詰まって速攻で読みに行けないことが多いですが、ずっと楽しみにしています。
私も痛いとか泣き言言わずに頑張ります。
何故なら、雨咲様の物語が待っていますからね。
作者からの返信
アールサートゥ様。いつもコメントありがとうございます。
今回の導入は、普段と異なる空気感を与えられたらいいなと思い、おとぎ話を語るような形にしてみました。物語が進むごとに「あ! あれってそうゆうことだったの⁉」と発見の楽しみが出来るように、いくつか伏線を入れてあります。
詳しくは言えませんが、ダレン君の存在が要になるのは事実です。それは、一つの真実を明かす鍵とも言えるでしょう。そして、燕尾服の男もそのことに深く絡んできます。また、作中、最も厄介な相手となります。
短剣のところは、緊張感と男の性悪さを表現するのに、単純に男の様子だけで書くのはつまらないと思ったので、短剣を擬人化して書いてみました。
間に合った葵には、サックと男たちを倒して欲しいですね。
体調のお気遣い誠に感謝いたします。私としましては読んで頂けることだけでも格別に有難いことですので、遅い速いはお気にされないで下さい。
一時でも、アールサートゥ様が異なる世界に没入できるよう力を尽くさせて頂きます。大変なこともあるかと思いますが、ご作品の一読者である身として、何をおいてもご健康とご多幸を願っております。
第24話 寄る辺の無い子への応援コメント
御伽噺のような語り口調で紡がれるダレンくんの過去のお話には、まだまだ語りきれない物語が隠されていそうですね。蝶ネクタイの男が醸し出す雰囲気の描写などに見入っておりました。一人で来ていたようですし、一体何者なのかと非常に興味深いです。
ダレンくんの抗う姿勢に過去への復讐心が絡まっているところなど、子供だからこその自制できなさと、ダレンくんの意地っぱりな挑発に、どこか愛おしさを感じました。頑張ったねと褒めてあげたいです。
最後のシーンが短剣の擬人化したような心理描写とは、面白いですね!
やっと葵が戻ってくれたようなので、ほっとしました。
続きを楽しみにしていますね。
でもご無理なさらず、体調第一にお過ごしください。
作者からの返信
保紫奏杜様。いつもコメントありがとうございます。
ダレンの過去回想は、普段と違う雰囲気を出したくて、昔話を話すような語り口にしてみました。その意図が伝わったようで、一安心しました。
蝶ネクタイの男は、物語の中でも非常に重要な役どころになっています。瑠璃蝶々(ロベリア)の花言葉「悪意」を体現したような人柄です。また、彼のある信条とその探究によって緋桜達は面倒に巻き込まれる事となります。個人的には、非常に面白い人物だと思っています。
ダレン君は、大人びた面と子供相応の面が共存しているキャラクターであり、過去の傷が膿むたびに感情に支配された幼さが強く表面化する性質を持っています。それは、多くの場合、自制心の喪失という形で顕在化してしまうのです。その有り様には、私も応援したい気持ちにさせられます。
短剣の擬人化心理描写をお気に召して頂けたようで大変嬉しいです。
次話は、サクッと葵に納めて貰いましょう。
お優しい言葉、痛み入ります。
また、保紫奏杜様の作品の続きを読ませて頂きますが、その時はよろしくお願いします。
第❶回 冠月の駄弁り部屋への応援コメント
一瞬、「あれ?間違えた?」と思ってしまいました(笑)
良いキャラですねー冠月さん。
個人的には大好きです。
第二回以降も楽しみにしております(о´∀`о)
もちろん本筋の方も楽しみに追わせていただきます!
作者からの返信
返信が遅くなり申し訳ありません。
そうなんです! このお話は出だしからこれまでとかなり違います。個人的にコミュカルな雰囲気にしたいなと思い立って書いてみました。
矢口衣扉様に冠月のキャラクターをお気に召して頂けたようで大変うれしく思います。
冠月の駄弁り部屋は、また開かれる予定ですので楽しみにお待ちいただけると幸いです。
第23話 無謀な決断への応援コメント
子供たちが何気にアグレッシブ。
ダレンさんも現実主義な面はどこに行ったのか。それだけ守るに値すると認めたからでしょうか。それだけ親しくなったからか、それともかつての自分を投影したからかも知れませんね。
葵さんは間に合うのか。
間に合う可能性も高いですが、どうでしょうね。いつ登場するかはまだ分かりません。
大変緊張感のある話でした。
次話は、最近折り紙がたくさん届いたので、切り紙でもしながら待ってます。
楽しみにしていますよ。
作者からの返信
ビリーさん家の子供達はみんな肝が据わっています。私も書きながら驚きました。初めは、もう少し大人しいイメージだったのですが、書き進めるにつれ逞しくなりました。
ダレン君は年齢に見合わない思考、諦観を持っています。それは彼が子供で居られない状況にいたことも一つの要因です。しかしながら、自身の情緒を完全に御しきるには至っていません。次話では、ほんの少しだけダレン君の過去が垣間見えます。
葵たちが間に合うか否かは、ダレン君の頑張り次第ですね。作者としも、どうにか困難を乗り越えて欲しいと願うばかりです。
アールサートゥ様に早くお読み頂けるよう力を尽くさせて頂きます。いつもお読み頂きありがとうございます。
第❶回 冠月の駄弁り部屋への応援コメント
コメント失礼いたします。
驚きました。
命のやり取りからいきなりこれ。緊張から一気に緩和。
違う作家さん… ということもなく、この言葉遣いは間違いなく雨咲さん。
語句メモもちゃんとある。
ユーモアあり過ぎです(笑
また緊張の本編に戻ります…
作者からの返信
コメントありがとうございます。
物語を書きながら、あまりにシリアスの配分が多いかなっと思っていました。この話は出来るだけコミュカルを意識して書きましたが、その意図がしっかりと下東良雄様に伝わったようで一安心しております。
次の話からは第16話に行きつくまでのお話になります。剣闘士ホリホックはどうして本人にとって好ましくない場で戦い続けるのか?が徐々に明らかになっていきます。
第23話 無謀な決断への応援コメント
おお、ティメア勇敢ですね!
そして何気に運動能力が高い。
そして、ファビアが危ないけれど、準備不足で積むのが見えている、というダレンの葛藤がすごく伝わってきました。
本当に早く葵が戻ってきますように!
作者からの返信
そうなんです。初めはここまで行動的なキャラクターでは無かったはずなんですが、気づいたら勢いのある子になっていました。
ダレン君は、基本的に頭で考えてから行動する性質ですが、自制心がきかず飛び出してしまうこともあります。今回は、男の振る舞いがダレンの思い出したくない過去に触れたために、思わず動いてしまったようですね。
私も早く葵達に返ってきて欲しいです。
第22話 重ねた気概への応援コメント
ファビアの気概は凄いと思うのですが、男達の目的が分からない以上、ハラハラしてしまいます😖
ダレンは子供達をどうやって守るつもりなのでしょう。葵、早く帰って来てと願ってます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
書きながら、ファビアの肝が据わりすぎかな?とも思いましたが、彼女の立場とこれまでを鑑みるにここぞと言う場面で気丈に振舞うのがしっくりきたので、このように逞しく書かせていただきました。男たちの目的も話が進むと明らかになっていきます。ダレン君はこの中では一番荒事に慣れているので、ここから先は彼の踏ん張りどころですね。葵たちが帰ってくるまで、どうにか持ちこたえて欲しいです。
第21話 平穏と不穏の狭間への応援コメント
不穏な空気すら雨咲様の手に掛かれば変幻自在。感服いたします。
ダレンさんや葵さんの心情も行動も、読者に考えさせるよう、しかし謎を残した巧い書き方で語ってきますね。
葵さんだけでなくダレンさんの方も何やら隠された秘密がある様子。
じっくり見通していきたいものです。
ドキドキする物語をありがとうございます。
急激に気温が変化したこの時期、どうか体調にお気をつけてお過ごしください。
次の物語を、胸を熱くしながら待っています。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
導入は、出来る限り不穏な空気感を演出したいと思っていました。それが伝わっていたようで考えなおした時間が報われます!
キャラクターの心情を文章で書いてしまうことも出来ますが、ある程度抜くことで考えの余白が出来て読み手がより楽しめるかなと思っています。私個人が情景や動作、行動から考えることが好きなのもありますね。
葵さん同様にダレン君も多くの秘密を抱えています。そのために、大きな事件が…………おっと話し過ぎましたかね。お忘れください。
アールサートゥ様も体調にお気を付けください。元気にお過ごしいただけるとこちらは、安心して執筆を続けられます。
また、作品まで訪ねさせていただくと思いますが、その時は何卒よろしくお願い致します。
第21話 平穏と不穏の狭間への応援コメント
最新話読ませていただきました。
冒頭から何やらタイトル通りの不穏な感じにドキドキしながら、楽しませていただきました。私、葵の元気な笑い声、好きですわぁ。いつもながら、目の前に情景が容易に浮かぶ描写で、素敵な笑顔いただきました! 平穏パートに、にこにこです。
続きが気になるダレンくんたちに迫る不穏な影ですが、これは冒頭の詩に続く『少年』のシーンに繋がるのでしょうか……。怖いです。早くみんな帰ってきて~!
続きを楽しみにしております。
急に寒くなってまいりましたので、雨咲さまも、どうかご自愛くださいませ。
作者からの返信
早速お読みいただきありがとうございます!
コメントまで頂けると心が浮き上がる心地です。
お楽しみ頂けたようで、作者としてとても嬉しく思います。
さあ、ダレン君たちに近づく不穏な影…………一体何者なのか? 葵たちが戻ってくるまで持ちこたえることが出来るのでしょうか⁉
体調のお気遣いまで、大変恐縮です。体に気を付けながら、なるべく早く皆様にお届けできるよう尽力致します。お待ちいただけると幸いです。
今週末は時間に余裕があるので、保紫奏杜様の作品までまた伺わせていただくと思います。その時はよろしくお願い致します。
第20話 灯種の小鳥への応援コメント
最新話まで読ませていただきました。
16話の闘技場の描写、やはりさすがですね。埃っぽさと血の臭い。素晴らしいです。ロブは意外に面白いキャラクターですね! 倒れるところはちょっとクスっと笑ってしまいました。
読み進めていくうちに、ダレン君は意外に教養のある子かなと感じ始めています。僻地に住んでいたとのこと、同世代の子供との関わりが無かったかわりに本を読んでいたりしたのかもと。勝手な妄想ですので、違っていましたら笑ってやってください。今はダレン君に、大人びた子供、という印象を持っています。一方、葵(緋桜)の、過ちを認めて、認めたら謝る、っていう姿勢はとても好感が持てます。真っ直ぐなんですね。
19話では、とても美しく楽しい光景を観せていただきました。本当に情景描写が巧みでいらっしゃる。感服です。小さい子供たちが生き生きと描かれていて、ついニコニコしてしまいました。
緋桜の金の小鳥にこれほどの力があるとは! 良かったと思う反面ほんの少し怖さを感じましたが、今はエバが幸せな気持ちになったことを喜んでおきます。
楽しませていただき、ありがとうございました。
続きも楽しみにしております。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
個人的に16話の描写は「中々良い出来ではないか?」と少し自惚れ気味でした。他の方にご指摘いただくとより一層天狗になってしまいますね。今日一日、残り数時間は許されますかね。日付が変わったら有頂天と言う名の鼻をへし折りますね。
御推察の通り、ダレン君は庶民にしては教養が高く本の虫であった期間が長いです。彼の父親の仕事が要因ですが、詳しくは後に明かされていきます。
葵(緋桜)は、誰しもが間違いを犯すことをよく分かっており、自分も例外でないことも経験から理解しています。意固地に認めない方が取り返しのつかない事態に陥りやすいことも知っています。それゆえの行動でしょうね。
子供達が感激するようなモノは何かを考え、アトラクションだ!と思い立ったために出来た描写です。保紫奏杜の御心を惹きつけることが出来て何よりです。
金の小鳥の奇跡をどうとらえるか?が大きなポイントでもあります。小鳥が奈落の申し子の呪いを打ち払ったのか?それとも…………あまり語ってしまうと面白さが半減してしまいそうなので、この辺りで。
レビューまでお書き頂き、大変恐縮です。不定期更新ですが、末永くお楽しみ頂けるよう力を尽くしてまいります。
第15話 気心への応援コメント
一章を読ませていただきました。
総体的に、情景描写が素晴らしいですね。1話の魔生の描写も詳細で、気持ち悪さと歪さがよく伝わってきましたし、3話の剣の描写も美しいです。記憶紙、という設定も面白いですね。語彙力も高く、それらが合わさって独自の世界観が感じられました。語句メモがあることに驚きましたが、超親切設計で有難いです。
独自の宗教であることも興味深いです。作り込まれているのだなとワクワクします。
ダレンは、ダレンから見た緋桜の描写からするとずいぶんと小さな男の子ですね。強気な感じが可愛いです。アラスターが名門の出ながら、なかなかにお優しくて腰が低く、出来たお人ですね。緋桜との決闘が始まった時にはびっくりしましたが、部下がルールまでささっと言うあたり、ラントの町では決闘は珍しいものではないのでしょうか。アラスターの言動と行動から滲み出るお人好し感が、緋桜に「僅かな期待」をさせたのかなと思いながら、結果的に二人がひとまず和解したと思われるので、ほっとした次第です。
続きもまた読ませていただきます!
作者からの返信
再びのコメントありがとうございます。
情景描写や世界観の設定に至るまでご関心を頂き、面映ゆくあるのと同時に舞い上がってしまう心地です。自重という重しを括り付けねばなりませんね。
語句メモは読者様が読みやすくするためと、自分自身が正しくその言葉を使えているのかの確認用でもあります。私自身は、そこまで語彙が豊富というわけではないのですが、自分が表現したい事柄に適した言葉を時間が許す限り探す癖があるので、その結果語彙力が高く見えているのかなと思います。本当に語彙力は、一般知識ほどで、全体を通しての高い語彙力はご容赦ください。
この物語の中で宗教は、後々重要なポイントになってくる予定ですので、少し気にしながらお読みいただけるとより面白く感じて頂けるかなと思います。
各キャラクターの特性までご理解いただけて、作者として大変うれしく思います。
決闘に関してですが、現代のように比較的対話に重きを置く世界ではないことをここから悟って頂けるとよりこの世界の空気感が分かるかと思います。
保紫奏杜様にお楽しみ頂けるよう努力して参りますので、今後ともお読みいただけると幸いです。
第20話 灯種の小鳥への応援コメント
優しい世界。
たとえそれが一幕のものでしかなくとも、奇跡は本物でしたね。
これが意図したものかは分かりませんが、運命のようなものでしょうか。
不思議で懇篤な物語。
言い回しから何まで心に染みました。
この世界の秘密が明かされるまで、お付き合いよろしくお願いします。
作者からの返信
心温まる時間をアールサートゥ様へお届け出来たようで、嬉しく思います。
金の小鳥が命の灯種(ひだね)をオルバーン夫妻に届けたのは、二人の強い願いが聞こえたからかも知れませんね。
この出来事が一つの火種になる未来も、あるかもしれませんが......。それはまだ言い切れない事ですね。どうかお忘れください。
第19話 金箔吹雪への応援コメント
時に目の当たりにする幻想は息を呑むほどに美しい。
それは、どこか間違った印象を受けるこの世界でも同じなのですね。
相も変わらず巧いですね。すっかり物語の世界に浸ってしまいました。
次に来る人と世界が交わる瞬間を、また物語として拝見させてもらいます。
こうして寄り添っていただけたこと、感謝いたします。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
実際には存在しない光景を文字でどう書いたら読み手に伝えられるのかを特に意識してこの話は書かせて頂きました。
幻想的な世界にアールサートゥ様を誘うことが出来たようで、大変報われました。
まだまだ癖の強いキャラクターがどんどん出てきますので、心待ちにして頂けると嬉しいです。
第18話 騒がしい朝への応援コメント
ああ、子ども達が生き生きしていらっしゃる。
私は子どもが好きなので一緒に中庭に出たり遊んだりしていますが、この物語の子ども達も負けず劣らず愛らしいですね。
同時に、辛い過去もあるわけですが。
ダレンが子ども達に興味が薄いのは、自分が子ども扱いされたことが少ないからなのか、それとも元気で幸せな子ども達を意識しないようにしているのか。大変興味があります。
愛らしい物語をありがとうございます。
次話は早めに出せるらしいですので、楽しみに待っています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この話は、子供たちの元気さを印象付けることを重視して描写しました。また、あの子たちもそれぞれに辛い経験をしています。けれでも、溌溂としているのはきっとビリーさんのおかげなのでしょうね。
ダレンに関しては、同世代の子供の輪に入ったことが無く、どんな態度を取ればいいのか分からないのは確かです。年の近しい子供がどんな風なのかを始めて知ったダレンが何を感じ、どのような影響があるのか、私も興味があります。
元気なビリー家の子供達とダレンは、問題なく打ち解けられるのでしょうかね。そうなってくれると良いなとは思います。
第17話 自責と罪悪への応援コメント
『濃厚な人間ドラマや成長が見たい!』の企画から来ました。
有り余る語彙力から紡ぎ出される文章、まさに圧巻でした。
特に<白日日和>を出すときのスペル(?)、非常にカッコイイ……!
読み進めるうちに<奈落の申し子><朱山><日方の国>の
関連がとても気になりました。
深淵の底には何があるのか、いろいろ想像してしまいます。
主人公と少年を軸に、様々な人物がこれからどんどん絡み合っていくのかな?
人の心の動きが丁寧に描写されていて、こちらとしても勉強になりました!
作者からの返信
北原全悟様。
コメントありがとうございます。
ここまでお読み下さったこと、誠に感謝致します。あまりに褒められると気恥ずかしいですが、北原様にお話を楽しんで頂けたなら何よりです。
レビューまでお書き頂いて大変恐縮です。
今後も彼女ら、彼らの物語をお届け出来るよう努めてまいります。お付き合い頂けますと幸いです。
第3話 白日日和への応援コメント
単語の選び方に、こだわりと愛着とを感じました。
透き通るような文章ですね。
しかし、無色透明ではない。
音の響きをどこかでわざとずらしながら書き進めているようにも感じました。
たとえばダレンという名前が出てくるのもそう。
ちょこっちょこっと言葉や韻の新旧の引っ掛かりを交えながら、微妙な均衡を持って言葉が紡がれていくところにこの文章の面白さを感じました。
そこがこの先の話で活きてくるのかな、活きてきて欲しいなーなどと思いながら、これから読み進めさせていただきますー^^
作者からの返信
べるきす様。
コメントありがとうございます。
文章を構成する単語は、かなり試行錯誤したので、そのように言っていただけると有難く思います。
何が起こるのだろう?という緊張感を高めるために、ダレン君にちょこっと登場してもらいました。
瞳鏡の女が技を使う場面では、彼女のそれまでの粗雑な言動とのギャップも狙いました。荒っぽい言葉遣いだったのが、崇高な力すらも従える何者かに変化したと見えるように、セリフや情景描写の語彙は変えています。
べるきす様のご期待に沿えるように、日々精進してまいります。重ね重ね、お読みいただけたこと感謝いたします。
第17話 自責と罪悪への応援コメント
会話のテンポが心地よく感じました。
この後の展開もなんとなく掴める気がします。
お体に気を付けながら、この世界を広げてください。
最後までお付き合いする所存です。
作者からの返信
アールサートゥ様、いつもコメントを下さり、ありがとうございます!
この作品を読んでくださることに、感謝で胸がいっぱいです!
今回は、特に葵とダレンの子供の喧嘩のような応酬で導入に勢いを付けようと考えて書いたので、テンポが心地よいと感じていただけると嬉しいです。
古巣と関わりの深い町に来てしまったことは、ダレンにとっては大きな危険ですね。何事も無く出られればいいのですが…………。
体調のお気遣い大変恐縮です。皆様にお楽しみ頂ける執筆と自身の健康のバランスを取りながら、精進してまいります。
第15話 気心への応援コメント
ここまで読みましたが、作り込まれた設定が素晴らしいです!リアトリスの気持ちの変化もうまい!と思いました。主人公の緋桜は女の子ですが、中々に男前な感じですね(笑)
一つだけ思ったことがあったので、僭越なのですが書かせていただきます。
「深淵と呼ばれる巨大な堀」という表現がありますが、13話でこの説明を読んだときに、最初??となりました。日方の国は島国なんですよね(日本がモデルなのだと思いますが)。その国の周りの海に巨大な掘がある。それは巨大な谷底みたいなものなんですよね?たぶん。底に向かって、海は滝のようにながれているのでしょうか?それとも堀のように見えるだけの多き海溝のようなものが海の中にある?
ここまで読むうちに、谷底みたいなものだと思ったのですが……。すみません。余計なことかもしれません。
作者からの返信
岩間考様。
何度もコメントありがとうございます。リアトリスの内面の変化は、何度も考察したので、そのように言っていただけると、とても報われた気持ちになります!
ご指摘いただきました「深淵と呼ばれる巨大な堀」の解釈ですが、巨大な谷底で間違いありません。海面の下、海底に深い海溝があるのではなく、海に海水が滝のように流れ落ちる巨大な谷があります。なので、船でそのまま進めば海底のさらに下まで落ちてしまいます。
全然余計なことではないので、今後もそのように解釈に困ったときなどは、コメントしてくださるとありがたいです!
第❶回 冠月の駄弁り部屋への応援コメント
個人的に冠月さんはありですね。
早く本編でも登場して欲しいです。ただしその時は主人公含めて周りが引っ掻き回されそうな予感しかしませんが😅
作者からの返信
Beco様。
コメントしていただき、誠にありがとうございます。
冠月は、見ている分には非常に愉快なキャラクターです。しかしながらお察しの通り、関わると碌なことがありません。まだ、本編での本格的な出番はないですが、不穏な動きを勝手にするかもしれませんね。登場しないことに強い不満があるようですから…………。
第❶回 冠月の駄弁り部屋への応援コメント
作者とダイレクトに意思疎通するキャラクター……久しぶりに見ました。人生でまだ5人くらいしか見たことがありません。
その中でも冠月さんはとても個性的・奇抜・奇警・独特・斬新と五拍子揃っていますね。
人生を楽しむにはそれぐらいが良いのかもしれませんが。
総括(個人的)。
全然アリです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
普段と異なる文章を書くのは中々面白くもあり、難しくもありました。また、作品全体の雰囲気を破壊してしまわないか迷いましたが、アリと言っていただけて一安心致しました。
冠月は、この作品中屈指の狂人であり危険生物です。一見、全てさらけ出しているかのように思えるほどオープンですが、彼の内面は非常に混沌とし、どれほど心理に精通していようが分析は不可能です。
担当医であった中田さんは、深淵を覗き込み過ぎて、腕を掴まれてしまったのです。決して心を開かず、常に壁越しに筆談するくらいでなければ、正気を保つことは難しいでしょう。
第2話 奴隷の少年への応援コメント
最後にある『用語メモ』を見た限りふわっとした感じてはなく設定がしっかりとしているなと思いました。設定がしっかりしているからこそこんなにいい作品が出来るんだなぁと思いした。
読みやすくてよかったです。
時間があれば読み進めていきます。
作者からの返信
柊なのは様。
お読みいただきありがとうございます。お話の設定は、それなりに練り込んだつもりなので、いい作品と言っていただけて、大変嬉しいです。
初見で呑みこみやすくするために、話の流れ、情報の整理、何を強調したいのかに重点を置いて構成を何度か考えなおしています。読みやすかったと言っていただけると、とても報われた気持ちになります。
柊なのは様に、このお話へ、より興味を持っていただけるように日々精進してまいります。
この度は、コメントをしてくださり誠にありがとうございました。
第16話 剣闘士ホリホックへの応援コメント
洗練された表現の数々が思考の中で像を創り、一つの物語によりはっきりとした輪郭を与えていますね。
さすがっ! と思いながら読んでいました。
待っていた作品が更新された時の嬉しさは何に例えられるでしょう? 読んだ時の感動ならば、サファイア色の夜空に例えるのですが。
遅れましたが、素晴らしい物語をありがとうございます。また新たな場面に胸を躍らせておりました。
謎めいた人物達はこの作品の醍醐味と思っています。
また来ますので、暖かく迎えてくだされば嬉しいです。
作者からの返信
アールサートゥ様、またお越しくださりありがとうございます。
待っていただけることがこんなに執筆の活力となるとは知りませんでした。私が書き続けられるのは、偏にお読みくださるアールサートゥ様のおかげです。
物語が進むごとに、彼女ら、彼らの在り方が明らかになっていきます。この物語が終わるときには、この閉じた世界のすべてが白日に晒されることでしょう。
この世界に生きる者たちの個々の生き様を皆様に伝えられるよう、研鑽を積み上げてまいります。
亀のように緩やかな更新ですが、気長にお待ちいただけるとありがたいです。
第14話 金色日華紋への応援コメント
謎と神秘はかくも見える現実を歪める。
それもまた『道理』であり『偽り』。
次も楽しみにしています。
作者からの返信
アールサートゥ様、再びのコメントありがとうございます!
とても励みになります!
アールサートゥ様がお楽しみ頂けるよう、精進してまいります!
第3話 白日日和への応援コメント
上手いですね。本当に上手いし巧い。
思わず目を引かれる文章の数々が一つの場面となって頭に浮かぶようです。
注目させるものにしっかりと焦点を合わせさせていることには、同じ物書きとして尊敬するほどです。
短い文章でここまで引き込むのは難しいですよ。
これからよろしくお願いします。
作者からの返信
お読み頂きありがとうございます。
文章についてお褒めのお言葉をいただくどころか、読んでいただける事も無かったので、只々嬉しいです。
この様な小説にコメントをお書き下さりありがとうございます。
これからもアールサートゥさんにお楽しみ頂けるよう日々精進して参ります。
こちらこそよろしくお願いします。
第28話 鳴神への応援コメント
こんばんは、雨咲さま。
今回は正体不明の二人の何やら事情がありそうなやり取りでしたね。
単なる仲間、でもなさそうな……。
でもって『おひさ』『緋嬢』と気になるワードが出てきました!
これって緋桜のことを指しているのでしょうか。
緋桜のことを追っているっぽいですが、危険な目には遭わせなくないような。故郷からの人ですかね? と色々と想像してしまうお話でした。
作者からの返信
今晩は。保紫奏杜様。
いつもコメントを下さりありがとうございます。
今回メインで書かせていただいたお二人は、仲間ではありますが、連帯感があるかと言われると口をつぐまざるを得ない関係性です。いくつかある要因の一つが物事への対処であることが、今回の話ではなんとなく伺えるかと思います。
霖は出来得る限り穏便に済ませようと小細工を弄しますが、鳴夕は荒立とうと端的な方法を好みます。
反りが合わないのもありますが、鳴夕は手前勝手なので、大抵の人と軋轢が生じます。
お察しの通り、緋桜の旧知の二人です。どうして、追っているのか? 気になるところですね。
最後になりますが、お読みいただきありがとうございました。楽しんで頂けるよう精進致します。