100作品読んで、100個レビューを書きました。
8月31日の21時、感想書くマンこと及川シノンです。
現時点をもちまして、『感想書くマン』の看板は下ろして普通の『及川シノン』に戻ります。
カクヨムユーザー達から「読んでくれ」と依頼された小説、100作品読んでレビューを100個書き終わりました。残す依頼作品の数は『0』です。
つまり4月末から開始した第5回感想企画、本日無事に完全終了しました!!!
本当の本当に完結です!!!!!
四ヶ月もかかったよ!!おっっっそ!!!!!
早い人なら三ヶ月くらいで読み終わって、的確なレビューもポンポンポンポン量産するんでしょうけどね……。
読むのも感想を書くのもメチャメチャ遅いので、これだけ時間がかかってしまいました。
つい先ほど100作品目の依頼作を読み終わって、レビューも送信しました。
そのままの勢いでエッセイを執筆しています。
下書きとか推敲ナシで、思ったことを率直に書いていきます。「エッセイの最終回はこんな構成にしよう」とか、マジで何も考えていなかっただけなんですけどね。
思い返してみると……いや4月末から振り返って書いていくとか、話が長くならない?
それに昨日とか一昨日は思い出が蘇ってエモい気分だったのに、終了直後の今は……何か……手ぇベッタベタだし暑いな俺の部屋……って気持ちが勝っています。感動はどこ???
まぁ、感想書くマンらしくて良いんじゃないでしょうか。9割ふざけてたからね、このエッセイ。
しかし皆さんの作品を読んで、感想レビューを考えている時は、1ミリもふざけたことはないです。
100件の依頼作に向き合っている時、ふざけようと思った瞬間は一秒だってありませんでした。
それだけは自信をもって断言できます。
実に色々な作品がありました。
メチャメチャ面白くて「俺もこんな青春したいよぉぉぉ~~~!」って咽び泣く独身アラサー限界男になったり、一回じゃ理解できなくてアタマから読み直して二回読んでからレビューしたり、何故か作者さんよりも「辛いよぉ悲しいよぉ」って言いながら長文レビューで指摘したり。
ろくな思い出がねぇ……(ナルトス)
レビューを受け取った作者さん達の反応や印象も、様々だったと思います。
好意的なレビューで喜ぶ人もいたと思いますし、逆に色々と僕に指摘されて「はぁ?マジで何言ってんだコイツ最初からもう一回読み直せやボケ面白いだろ!」と憤った方もいたかもしれません。
しかし僕はあくまで僕個人の意見として、感じたことや思ったことを、忖度なく率直にお伝えしました。誤字以外では、誰に何を言われようと修正も削除もしません。するつもりはありません。
一度自分が言い放った言葉、自分が書き込んだ文章には、責任を持つべきだと思っているからです。「普段は小説を書いています」って名乗るなら、尚更ね。
撤回や削除してデータ的には見えなくなっても、受け取った人の心の中には一生残りますからね。その人が忘れない限り。
そうした考えで感想企画を続けてきて、本日ようやく終了することができて、本当に良かったです。終わんなかったらマジでどうしようかと。
しかし「100作品読んだ」ってまぁ凄いっちゃ凄いかもしれないし大変だったけど、世の中にはもっともっと読んでいる人もいるでしょうからね。
そしてカクヨム以外の投稿サイトを含め、何百万何千万という作品が存在し、誰かに読んでもらうことを渇望していると思います。
感想書くマンの企画は、大荒れの大海に石ころ一つ投げ込んだ程度でしょう。
ですが僕としては、決して無意味な企画ではなかったと思います。他の人からすれば「無駄なことしてんなぁ」と映っていたかもしれませんが。
それでも僕は多くの作品と出会い、一生忘れない物語をいくつも胸に焼き付けることができました。何より、多くの作者さん達と交流できたのも嬉しいですね。
そしてレビューを受け取った作者さん達もそれぞれ、僕の感想で『何か』を感じたり、今後の執筆や活動の糧にしてくれるのであれば、そこに『意味』は生まれると思います。
しかし作品を削除したりカクヨムを退会する作者さんも何人かいました。理由は分かるわけないですけどね。
しかしそれもまた、Web小説の『自由さ』だと思います。
サイト規約に違反しない限りは、何を書いても良いし何をやっても良いんですよ。『小説を書くルール』とか『文法ルール』とか言いますけど、アレ別にルールじゃねぇから!「そうした方が読みやすいよ、皆そうしてるよ、書きやすいよ、たくさんの人に読んでもらえるかもよ」ってだけですからね。法律や国際規約で決まってるとかじゃねぇから!
そろそろ何を言いたいのか自分でも分からなくなってきた。やっぱちゃんと構成を考えたり、事前に下書きしてくるべきだった。やってること素人以下ぞ……?
とにかく本当、皆さんお疲れ様でした。僕みたいな5年ぶりにフラッと現れた怪しい男の企画に参加してくださり、本当にありがとうございました。
マジでこの企画やっていてずっと、「読ませてくれてありがとう」って気持ちでしたからね。好感度調整とかカッコツケではなく。
「及川さん、読んでくれて感謝です!」とか「レビューありがとうございます!」と皆さん言ってくれたけど、感謝したいのは僕の方です。
たくさん読んで、たくさん学んで、たくさん楽しむことができました。
充実した四ヶ月間だったと、心から思います。
それでは皆さん、またいつか!
第6回の予定は今のところ何も考えてない!マジで未定!!
あと企画終わっても普通にカクヨムユーザー『及川シノン』として読んだり書いたりしていきます。
企画で読んだ後に完結したり連載が続いている作品を読みにいきたいし、新作を投稿したいし、出版に向けて編集さんと打ち合わせもしないといけないし。
本当は昨日か今日に電話打ち合わせするつもりだったんですよ。でも企画がクライマックスだから『9月に電話してくれ』って言ったんですよね。普通は仕事を優先するべきじゃない!?
そんなダメ人間な僕ですが、今後とも見守ってくれたり応援してくれると嬉しいです。及川シノンの旅路はまだまだ続く。
そして皆さんも、たくさん書いてたくさん読んで、悩んだり落ち込んだり喜んだり楽しんだりしながら、『書く』と『読む』に没頭してください。
一発書きだから文章メチャクチャよ、もう。校長先生の挨拶みたいな最終回にしたかったのに。
ま、そんな感じです。Web小説は自由であり、気楽であり、それでいてどこまでも本気になれる素敵な界隈だと思います。子供の頃から数えると小説を15年書いている僕が言うんだから、間違いない。
「小説歴15年でその程度の文章力……?」と思ったそこのアンタ、ビンタするわよ。
さて、そろそろ終わりましょう。
『5年ぶりに感想書くマンがアナタの作品お読みします』に参加してくださった依頼者の作者さん達、企画を見守ってくれた皆さん、このエッセイを最後まで読んで頂いた皆さん、全員に感謝したいと思います。
本当の本当に、ありがとうございました!!
お疲れ様でした!!!
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