第6話新しい存在

ある日からよく知らない男の人は家に出入りしなくなったし、ペットは飼えないと言われた。


もこにゃは飛んででてった。

ねこにゃは玄関横のすりガラス越しにずっと座って鳴いてた。今でも…忘れられないし忘れる気もない。



そしたらつぎは馬面の違う男性。

「母さん妊娠した。産んでもいい?」と聞かれた。

「これだけ金銭面厳しいのに産むことでみんなが苦しんだり子供も大変なんじゃないの?」と私は反対した。


馬面から、「お兄ちゃんって呼んで♪」って言われた気持ち悪さも込で拒否したのは今言えること。


素直に母さんは中絶した。

今思えば、中一の子供の意見で決めるにはちと荷が重かったと思う。

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