第6話邪悪な楽しみ方!?
恋愛するのにだって多少の出費が必要だ。財布が別々で、自分のためだけに使えるお金が十分にある女性はやっぱりまれだと思う。そうなると、出掛けた先での食事代やイベント参加費などをポンポンだしてくれる男性の存在はありがたい。むしろ、こちらが気を遣わなくていいというだけで安心して付き合える。
私はこんな話を書いているものの、根は真面目なので、常に男性に費用を賄ってもらっているというのは心が痛む。それだけ投資してもらっていると思うと、こちらも何かしらの対価をお支払いしなくては!という気になって、婚外恋愛には体の関係はつきものだと思い込んでいた。男性はそこにゴールがあるから、一生懸命女性を楽しませるし、女性はそれに応えようとする姿勢があるからお金をだしてもらえるという法則だ。
だけど、ここへ来てそんな法則も絶対ではないし、ある程度コントロールできるものかもしれないと思い始めた。私の信頼できる女友達なんかは、『男性がもしかしたら、あわよくば体の関係をもてるかもしれないと思わせてあげることだけでも、その人を楽しませてあげていることのになるよ』と言ってくれたことで、ハッとしたのがきっかけだった。
確かにファンの一人として推しメンに例えた男性との付き合いと考えれば、必ずしもそのゴールを与えることだけが相手を喜ばせることとは限らない。男性はそもそも女性の笑顔や、女性を喜ばせたんだという結果を得られることでも幸せを感じられる。だとしたら、必ずしも男性への対価として女性が深い関係を提供しなくてもいいはず。むしろ、もっとズル賢くいくなら、女性はその笑顔や対応の仕方だけで、豪華な食事や高貴な体験をすることができる。でも、これは男性にだって相手が生活水準の高い女性であればできることなので、実際には男女共にフェアなことなのかもしれない。
いずれにしろ、女性は気負わずに楽しめばいい!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます