百三首目 終眠 短文付き

温かろう

 布団の中は 

  温かろう

   棺のなかも

    さぞ温かろう


いつまでだって寝ていたい。惰眠をむさぼっていたい。

そう考えるのが人のサガってヤツだよね。けどね。

死んじまえばそんな時間が永遠だ。生きてる時しか出来ないことをしろよ。

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