七首目 金曜の深夜 短文付き
気が付けば
空をみていた
アスファルト
水面みたいに
流れてたのに
河を遡る
ヒレの代わりを果たす二輪。エンジンに呼応し求めるように速度を上げる。
アスファルトは流れる水面のように後方へ。
ヘルメットを脱ぎ捨てて風を感じる。
刹那。体を跳ね上げる衝撃の直後、私は空を見上げていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます