第8話 架空空間

運命の人と、私は夢で繋がる能力を

持っている


なんと伝えたらわかってもらえるだろうか?


よく、守護霊がついていると

聞くと思うが、その見えない存在同士の

お話しと思ってくれれば、

わかりやすいかも


目を閉じて、彼と繋がるそして

彼が言いたいことを聞いてみた。。


3年前は、彼の付けている香水の香りが

よく匂っていたものだ


姿は見えないのに


ふと、あちらが私を思い出す時に

私には匂いが伝わるらしい


育ってきた環境と言えない思い


君には、本当の自分を分かって欲しくて


でも、誰にも触れてほしくない

心の壁があって

知られるのが怖くて

でも、君になら変わってもらえそうで


こっちから、話しかけてみたり

でも、やっぱり怖くて

強がって無視したり怒ってみたり


優してくれる君を散々振り回したよね

ただ、ただ、優しくしてくれた。

どんな時も大きな心で


見守ってくれたり待っててくれたり

受け止めてくれていた。


君は覚えてるな?

今までの事を、僕の事覚えてるかな?

今でも、怒ってる?


僕には、忘れられない思い出ばかり


君となら、分かり合える気がするんだ


君なら受け止めてくれる気がする


ただ、なんの目標もなく仕事を必死に

してきた僕だけど、

君の為にと言う、目標が僕にはできたんだ


わかってもらえないかもしれないけれども


今までの、諦めていた夢のような世界を

君となら超えて行けそうなんだ、


だって、君の事を考えただけで元気が出る


君との未来を考えたらチカラが湧いてきて

頑張れるんだ


ねぇ、君は気がついている?

僕には君しか、君じゃなきゃ駄目で


君は、

僕じゃなきゃ駄目なことに気がついてる?


僕しか、いない事に気がついているの?


君と会えない3年間、僕は必死で

変わろうとした


君の言葉を思い浮かべながら

変わらなきゃって、

君が認めてくれる人にならなきゃって


気がついたんだ

君が言っている言葉の意味を


自分の気持ちを押さえ込みすぎて

自分の気持ちを見せるのが怖くて


心の壁をいくつも張り巡らせていた。

過剰に守っている僕を


君は、言葉の魔法で

解いて行ってしまってて

丸裸にされそうになった僕は


君をはねのけてしまっていた。。

好きなのに1番態度では嫌っている人に。。。



求めている人なのに

態度では跳ね返す僕の矛盾な心の化学反応


そんなのお構いなしに、

そっとしておいてくれる君を

その心の優しさを、

ズッと遠くから見ていたんだ


気づかれないように君を


僕が、誤ったら君はわかってくれるかな?

許してくれるかな?


君ともしもう会えないとしても

僕は、君を思い自分を変え続けるよ


君の言ってくれた言葉を思いながら


自分の答えは、もう、

自分で見つけれるようになったから


人の言うことは、

僕の意見と違っても良いこと

君が、気づかせてくれた。。



そんな、

普通のことが僕にはわからなかったんだ


人の顔色を見て育ったから


調子よく周りには見えてたのだと思うよ


内心。。

「顔だけの男」って思ってたでしょ?


僕知ってるんだ、

君は、全てお見通しで

僕の心を全て見透かされているように

思ってた。。


それが、嬉しくてでも怖くて

心が戦い続けて恐怖がどんどんと

大きくなった。。


君が愛おしくて恐ろしかった。。


でも、本当は君は愛しいままだった


恐ろしかったのは、僕の心で

君の心は美しいままで


あー。。どう説明したら

わかってもらえるかな?


とにかく、自分の口で伝えるその日まで


うまく伝えられるかわからないけど


伝えに行くから


チャンスをください僕に

声が詰まって、震えて、うまく言えないかも

しれないけど言わなきゃ、伝わらないし


君にしてしまった、色々な事を


責められたらと思うけど

謝らなきゃ。。。

伝えなきゃと僕はおもっています。。



前に、直接あっていた時に

その頃に気がついたことがある

嵐の日関東地方は、今までにない大きな

台風が近寄ってきて


住んでいる地域が洪水注意報が発令された

あの夜も

確か、夢の中で二人で話していた事

貴方に伝えた事がある

「洪水のあの日 大丈夫?って私の事

思ってくれてました?

夢の中でお話ししたような?」って


テレパシーみたいに繋がっていたね


でも、確かにあの時の私は

守護霊とかでは無く私だったような?


微睡みの中、本当の世界と夢の世界


この、ぐるぐると渦のように入り混じった

架空な空間これを、異世界と言うのだろうか?


彼との出会いが運命を変えている


私が、彼の太陽なら

彼は私にとってどのような人なのだろう?

今の私には、わからないけれど


彼も、私を夢の中であっているのだろうか?

この、妄想とも呼べる世界


現実と仮想の世界が入り組合1つの事実と

現実となる。。


どこか、私は異次元空間の歪みに

ハマったのか?


この、夢で繋がった出来事や

会話は、事実なのか?


いつか、また会えるであろう貴方に

言いたいことは、沢山あります


私が、このような事を話したら

嫌われると思う

貴方は、この世界を知っている?


2人が、繋がると異次元の力が強くなる

って言うのかな?

見えなくても、貴方と繋がる事で


私は、見えない世界と繋がることが

今でも出来ている。。





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