第7話 時を超えて

私は、キット貴方との思い出も

今まであった出来事も

全て投げ捨てて


今ある、私の中の全てを貴方に受け渡す

そんな、未来がやって来ることを

予感している。


恋愛ではなく、性別とかでは無く

年齢とかでもなく


ただ人として信頼できる人

貴方の今までの人生は、

この為にあったのだとキット

貴方なら存分に証明できる人


私は、貴方を信じます。。。。

そのように会えなかった3年間は

互いに新しい実りを実らせるための

期間であったことを


身を持って感じている



あまり知らない貴方へ。。。


あまり知らない運命の人である貴方へ


貴方との出来事は、

人として人生や私を崩されるほど

散々な目にあったけど、


生まれてきた価値観の違いを考えると


今は、なぜ貴方がそのように考える

癖がついたのかが理解し始めています。


考え方の基本が元から違っていた


分かり合えるわけもない2人。。


人とのトラブルの対処法を

上の立場として

力のある者ので

人の気持ちを考えすぎる貴方と

自分の気持ちと人の気持ち両方を考える私


立場の違いや正しいとは何か?

権力が、絡むと余計に人の正しいが

薄い色にくすんでしまう


人は大人になるにつれ

どこに重きを置くかで、

考え方や表現の仕方が、変わってしまう

自分の立場や考え方


私は一匹狼役職など無い

いつでも捨てて、人生やり直せる

怖いものなしな人間だ、


ある程度、地位もあり家庭もあり

能力もある人は、長い物に巻かれると良い


どちらも正しい道である


憎み合ってもおかしくない二人

でも、互いの能力は認めあえていると

思ってます。


会えなかった。3年間は


私は、見えない世界を沢山学びました。


周りに見えないけど、天使やら神様やら


宇宙やら。。沢山の人々が話しかけてきて


本当に面白い世界

なぜ、

私にこのような世界が近づいてきたのか?


この世の仕組みを教えてくれるのか?


見えないけど、私にはわかるこの感覚で、

厳しいながらも異世界を学び続けた。。



貴方は何を学んだの?

私が放ったあなたへの言葉は、

3年たった今

貴方の心の中でどのような形で

花が咲いていますか?


まだ、蕾のままですか?


いつか、分かり合える時が来ると


別れた二人は、まだ、別れたままで


悲しい時は、自分が力をつける時


「貴方は、正しい判断ができる人です。


もう、大丈夫でしょ?」


貴方の気持ちを話してみて。。。。



3年間温めてきたこの言葉の意味を


貴方はどのように温めて来てくれたのかな?



見えない世界の住人は、

ニュアンス的な言葉が多くて

本当に、伝えるのが難しい


その時のその人の気持ちで、

受け取る気持ちはいたずらっ子のように


コロコロ顔を変え、優しく包んだり

チクリと指したりともする



真っ直ぐな気持ちをそのまま伝えると

その気がなくとも、

傷つく人はいる、素敵な色のまま


誰かに届けることのできる人

そんな素敵な人に成長していると思うの


私もね、もっともっと

素敵な人になったんだよ

すごい体験をいっぱいしたから

現実世界じゃありえないほどの素敵な

3年間、


現世界では、

真摯に向き合い人と接してきた。

人に寄り添い優しく尽してきた


人にも仕事にも前向きに生きて来た。

なぜか、私の心と他の人が受け取る

私の心と態度は、

伝わらなくて知らぬ間に

誤解や噂や嘘が、大きくなり


私は、ここに居るのに 目の前に居るのは

私なのに、誰にも映らない本物の私


嘘の私が皆には写ってるみたい

この空間の異常な空気が私を

苦しくさせていた。


誰か?助けてと声をかけれるわけもなく


優しくしてあげたあの子も

嘘の私の中にいる

なぜ、私の人生はいつもこうなるのだろう



私が、男の人を誘惑しているという噂が流れ


それを聞いた彼、

そんな女だったのかと、

目の前にいる私は私では無くなる


人を信じる。。。その言葉は

信じる人を間違えちゃだめ

自分の事が信じられない人ほど


人の言葉の魔法にかけられてしまうの

かもしれない


必死に仕事に取り組むことは、

いつしかそれは、周りの人によく働く人と認識され、その人が働けば良いと

周りは、理解するらしい


周りに優しくすると

いつしか周りは優しくされるのが

当たり前となり

私が、普通にしていると

優しくしてくれない私が悪者となる

この世の仕組み。。。


なんて複雑な構造だろう


人はどこまでも自分勝手でわがままな

人間なのかもしれない


そうはなりたくないと、

必死で自分を生きてきたから


噂を流すやつも それを信じるやつも

同じ穴のムジナと、

切り捨てる。。。


切り捨てられたのは私なのにと虚しいが

仕方ない

いつもの事だ、


まだ、よく知らない運命の貴方へ


多分大丈夫、

貴方ならキット互いに良き理解者になれる


だって、貴方は私で

私は貴方なのだから


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