世界観紹介
ここは異世界メリゴール。人間や怪人が暮らしてる摩訶不思議な世界だ。怪人とは何か? 人狼、魔女、トロール、魔人、人魚に吸血鬼。このように知性を持ちながら人間離れした力を持ったものをこの世界では怪人と一括りにされている。「怪人とは街を荒らし、人を襲う者である。」大昔、どこかの国の王がこう言った。人々はそれを信じ、王の息子は国を当時襲っていた凶悪な怪人を討ち払い、王子はメリゴール初の勇者として認識されるようになった。しかし全ての怪人が“悪”というわけではない。だが始まりの勇者が誕生してからどれくらい経っただろうか、未だにその国の王のこの“常識”は覆らない。怪人討伐で世界平和という名目で無害な怪人を襲う冒険者、賞金稼ぎ、勇者、聖騎士が存在する世界にて、名声も力も無き怪人の生活は虫に等しい。
物語の始まりは東にある島国: 東武国から始まる。武士や公家が主流で治められている国だが、今はいわゆる戦国時代である。勢力としては美、魚、兆、蓮、獣の五つの区で分けられていて、戦の期間を設けては我こそがこの国の王とならんとしのぎを削っている。尚、世界基準だと東武国は比較的に怪人の人口率が少ないために、より多くの国民から嫌悪されている存在だ。この戦国時代を止めんと今まで何度も宣教師やら聖騎士やらが派遣されているが、未だに国を動かすような成果は彼らから出ていない。美の区のある酒場で、二人の親友が話している。
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