家族の為の学校
ヤシテ ミカエル
第1話プロローグ
私は今まで普通に楽しい高校生活を送っていた。
祖母と祖父は近くの大きな工場を経営していた為、普通の家庭より私の家は裕福だと思っている。
友達との毎日のお喋りとても楽しい。
でも、私はそろそろ進路を決めなければならない。
友達は保育の専門学校に行くとか難しい大学を受けるとかで忙しいらしい。なのに、私はまだ進路を決めていない。そんな時、学校から帰った私は始めて
両親が泣いている姿を見てしまった。
どうしたのだろう?携帯電話を持ちながらなんで泣いているのだろう?ここから私の進路と運命は大きく変わってしまった。
私は両親が勧めた「家族の為の学校」に行かなくてはならなくなった。「家族の為の学校」それが
どんな学校なのかも私はまだ知らないのに。。
その学校は名前通り「家族の為の学校」だった。
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