Day2 日常
帰る時は誰にも会わなかった。恐らく七加瀬は寝てるし、使用人は朝食の準備中であろう。
部屋に戻ると、体操してる迫間と、それを手伝う神舵がいた。
「遅かったわね。誰かと会ったの?」
前屈しながら私に話しかける迫間。話し方は、昨夜と同じだ。
どうやら神舵にも、迫間の本来の話し方や性格は隠していない様だ。
というより、七加瀬だけに隠しているのであろう。
「あ、ああ。か、仮名山にルイーゼ、それとイェスタとウェスタと会ったよ」
「そう。使用人達とも会ったのね。彼女達、どうだった?」
「ど、どうだったとは?」
「何でも良いわ。感想を教えてちょうだい」
「わ、分かった。そ、そうだな・・・ルイーゼは、仮名山さえ居なければ、頼れる姉御肌って感じの人だったな」
それと、レズ。
「成る程ね。他は?」
「い、イェスタとウェスタは、一心同体って感じだったな。ふ、双子だと、ああいう風になるのだなと感慨深かったよ」
「双子でも、そこまで仲が良いのはなかなか居ないでしょうけれどね」
「あ、あと、総じてなんだが・・・」
「総じて、なに?」
「た、多分。い、いや、思い違いかもしれないんだが、仮名山を恐れていたと思う。いや、主従だから当然だと思うんだが・・・」
そう。先程、使用人達と話して、思った。
ルイーゼは、仮名山と私の会話に割り込む時に、明らかに余裕が無さそうであった。
あれは、恐らく恐怖心から来るものであろう。
イェスタとウェスタに関しては、私は気づいて居たが、私と仮名山が話している時から、廊下の角でコチラの様子を伺っており、仮名山がその場から居なくなった瞬間から気が抜けたかの様に、気配が大きくなった。
恐らく、仮名山をなんとかやり過ごしたかったのであろう。
その後、私に何事もなかったかのように話しかけた事から、私に対しての恐怖ではないので消去法でそうなる。
「・・・成る程ね。有難う。参考になったわ」
そう言いストレッチに戻る迫間。
それを一心不乱に補助する神舵。
神舵は一言も話さない。
主のその行為を助ける為だけに己は存在していると言わんばかりの表情だ。
成る程、この二人は似ている。
七加瀬の為に人生を捧げた迫間。迫間の為だけに己を動かす神舵。
しかし似たもの同士ではあるが、相思相愛では無いのだ。
その関係に、必ず七加瀬が入るのだ。だから、拗れる。
特に、迫間の二面性を知っている神舵からしたら、さらに度し難いであろう。
全てを捧げている筈の人間が、本来の自分を消してまで性格を変えているのだ。
そんな事、許せるはずがない
「・・・何ですか?私の事ジロジロ見て。もう2回目ですよ」
そんな事を考えていると、気づけばストレッチは終わっていたようだ。
用の終わった神舵が私の視線を感じて、いぶかしげに話しかけてくる。
ここで、私が神舵を愛しているなどと言えば、三角関係から見事な四角関係になるであろうが、ややこしさが加速するので辞めておこう。
「い、いや、いつのまにか部屋にいたなと思って。べ、別に悪いとは言ってないぞ!決してそういうつもりじゃないんだ!」
邪な事を考えていたので、つい語気が強くなってしまう。
「迫間様は、いつもこの時間にストレッチを始めます。それの手伝いをするのは私の仕事ですので、部屋に居て当然です」
当然と来たか。
ルーチンワークという訳だ。
「ところで斑井さん。昨日はあの後、何も起こりませんでしたか?」
そう尋ねる神舵。
「さっきも言ったでしょう?何もなかったわよ」
同じ質問を既に迫間にも行っていたのであろう。迫間が返答する。
「いえ、視点が変われば、解答も変わるかもしれないので、一応です。何でも良いんですよ?例えば、七加瀬が部屋に来たとか」
成る程、それが聞きたかったのか。
確かに七加瀬が部屋に来ても、迫間ならば神舵に秘密にしそうだ。
「い、いや、本当に何もなかったよ。な、七加瀬も勿論、部屋には来ていない」
「そうですか。なら、良いのですが」
「本当に貴方は・・・。まあいいわ。どうせ言っても直らないし。私は仕事するから、邪魔しないでね」
「畏まりました。部屋の外にて待機しておきます」
そう言い部屋から出ていく神舵。
そんな姿を見送ると、迫間が話しかけてくる。
「神舵の七加瀬くんへの態度、どうやったら直ると思う?」
「む、無理なんじゃないか?」
神舵のあの態度は、迫間が変わらない限り変わらないだろう。それこそ迫間が七加瀬への執念を、忘れない限り。
「そうよね。困ったものだわ」
そう言ったきり、迫間は取り出したパソコンに向き合い、一言も話さなくなる。
私も、昨日からやっているテトリスの最高スコアを目指す。
そんな事をしていると気づけば時間は過ぎ、朝食の時間になっていた。
昨日と同じダイニングルームに向かうと、そこには昨日私達が座っていた席に、人数分の食事がセットされていた。
朝はどうやら日本食の様だ。
コース料理ではないので、好きなものを好きな順番で食べられるから有難い。
私達が既に部屋に居た女性使用人達に席に案内された頃に、仮名山と三戸森がダイニングルームにやってくる。
「お待たせしてすまなかったね。三戸森くんと新作について語り合っていたら遅くなってしまった」
「申し訳ありませんでした」
ズカズカ部屋に入ってくる仮名山と、入り口で頭を深く下げた後に、使用人の列に合流する三戸森。
仮名山が席に座ると、迫間が話し始める。
「語り合ってたって事は、三戸森さんも美術品を嗜むのかい?」
どうやら七加瀬はまだこの場には居ないが、素の迫間はもう封印されたらしい。
「三戸森くんは、私の下で芸術家の見習いをしているのさ。彼もまだまだ稚拙ながらに良いフィーリングをしているのでね。ゆくゆくは立派な芸術家になるだろう」
「一介の庭師である私に時間を割いていただいて、私も感謝の気持ちで胸がいっぱいです」
「ふーん、成る程ねえ。美しき主従関係という訳だ!」
「はっはっは。私は厳しいからね、美しいとは言い難いかもしれないな」
そんな話をしていると、やっと最後に七加瀬がダイニングルームに現れる。
あくびを漏らしながら部屋に入ってくる彼は寝癖が酷く、よれたスーツも合わさり明らかに今起きましたという見た目をしている。
もしかして七加瀬、ボディーガードの仕事を忘れてないか?
「おお、俺が最後か。すまんかったな。早めに寝たつもりだったんだが」
「七加瀬くんが朝弱いのは知ってるよ!それも愛嬌だよね!」
笑顔で七加瀬を迎え入れる迫間。
主賓である迫間が笑顔を迎え入れた七加瀬に文句を言えるものなどおらず、そのまま9時に少し遅れて朝食がスタートする。
とはいっても、コース料理では無いのでそれぞれ好きに食事を取る。
ちなみに昨日の料理とは違い、料理名が全てわかるので、メチャクチャに美味かった。
結局のところ元の料理が分からないと、味の優劣など付けれないのだ。
白米を三度もおかわりしてしまった。ゲフッ
皆が朝食を食べ終わった時、仮名山が大きな声で話し出す。
「それでは予定通り、今日は島の案内をしようと思う。一通り案内したのちは、自由行動していただいて構わないよ。見たい美術品が有れば、そこに行ってくれて良いし、部屋でのんびりしたいならばそれでも構わない。ただし、祿神の森には入らない様に頼むよ!」
仮名山の言葉に、私達は少しの朝食後の余韻の後に手荷物を持ち、エントランスホールへ集まる。
そこには仮名山以外にも使用人が全員集まっており、どうやら島の案内には彼女らも同行する様だ。
集まった私達は、仮名山に誘導され島中に無造作に置かれている彫刻を見て回る。
そして、その次に案内されたのが島の北西に広がる海に面した海岸である。
その海岸は切り立っており、どこかで見た様な崖だった。
そうだ。似ているそれとは、
「か、火曜サスペンスで、船越英○郎が犯人を追い込んでる場所だ!!」
私は仕事がなくて、暇で仕方ない昼に見ていた過去のサスペンスドラマを思い出す。
気持ちだけでも謎解きに浸ろうと見ていたドラマのあのシーンが現実に。
「火曜サスペンス?まあ、この崖も我が島の特徴的なスポットではあるのだが、いかんせんこのあたりは、」
仮名山の長ったるい説明を無視して私は崖に向って駆け出す。
初めて海を見た時よりも高揚感は高い。
「ちょ、ちょっと待ちたまえ、斑井君!って、足早っ!!」
後ろで何か仮名山が言っている。
それを無視して駆ける私は誰にも止められない。
と、思いきや後ろから手を引かれる。
私の歩みを妨げるのは誰かと思ったら、それはまさかの神舵であった。
「は、離してくれ。わ、私は船越英○郎の気分を味わいたいんだ!」
「何を言っているのか分かりませんが、それは命より大切な事なのですか?」
「へ?」
私が神舵に気の抜けた返事を返したその時、より強い波が、切り立った崖に激突する。
すると、私が目指していた切り立っていた崖は、ズルリと地割れとともに手前から海の方へと飲み込まれていく。
ここからでは確認できないが、全て海に落ちていったのであろう。
もしアソコに私が居たら、高さと崖の重圧もあいまり、命はなかっただろう。
「ひ、ひぇ〜」
想像して気の抜けた返事を行う私。
本当に、崖に近づかなくてよかった。神舵に感謝である。
「あ、有難う。た、助かったよ」
「いえ、当然のことをしたまでです」
こんな時まで神舵はクールだ。
これは本当に好きになってしまうかもしれない。
「大丈夫かね?」
そう言い駆け寄ってくる仮名山と使用人達。
「この辺りの崖は切り立っていて、崖の崩落が落ち着くのに後100年は掛かるみたいなんだよ。だからここの周りには美術品も置けなくて困っているんだ」
「そ、そういう事は早く言ってくれ・・・」
「いや、まさかあんなスピードで走り出すとは思わなかったんだ、許してくれたまえ」
「幸子、流石にお前が悪いぞ」
後からこちらにノンビリと歩いてきた七加瀬が、半笑いで私に指を刺してくる。
「ひ、人に指を刺すな!ま、全く!」
躾がなっていない。今度、有利に相談せねば。
「さて、ここは危ないから近づかない様にという事で寄ったんだ。次に行こうではないか」
そう言い、本館とは別に建てられたアトリエ、養豚場、教会へと私達は足を運ぶ。
全て一通り見終わったら、時間は13時。
昼食の時間になっていた。
一度本館に戻り全員で軽くサンドイッチを食べ、午後は自由時間という事になった。
ボディーガードという事だし、迫間に付いていた方がいいだろうか?
「それじゃ、俺はアトリエでも行こうかね。さっきはじっくり観れなかったし」
「私も着いていくよ!楽しみだねー!」
仕事を忘れているのか、普通に自由行動をとろうとする七加瀬に、護衛対象である迫間が着いていく。
それぞれ役割と真逆の行動じゃないだろうか?
私も特に見たい所も無いので、それに続く。
もちろん迫間がアトリエに行けば、神舵もそれに着いてくるので、島に訪れた私達は結局、団体行動を取る。
先程赴いた屋敷のすぐ裏に建てられたアトリエは、体育館の様なサイズ感と作りになっており、本館よりは遥かに小さいものの、なかなかの重圧を感じさせる建物であった。
彫刻を運び出すためであろう大きな扉を開くと、先程見た時と寸分変わらず、作りかけの彫刻と絵画が何個もあった。
「さっきも思ったが・・・」
中に入った七加瀬が、いつもの癖で呟く。
何を思ったのだろうか?
「なになに。そこで止められたら気になるよ!」
迫間が私の気持ちを代弁してくれるので、私が聞き直す必要は無さそうだ。
「・・・まあ、今は俺達しかいないから良いか。いやな、ここからは・・・作品への愛が感じられないと思ってな」
「さ、作品への愛?」
「そう、作品への愛だ。だってそうだろ。普通、こんなに作りかけの作品が残るか?」
確かにそうだ。
作りかけの彫刻、絵画。見回したらそれぞれ10作品以上は作りかけ、描きかけの作品がある。
「俺なら、やりかけのゲームがあったら、それをクリアする迄は他のゲームになんて取り掛からない。それとも芸術家ってのはそういう、物事を途中で投げ出す様な生き物なのか?でもそれじゃ、作品に対する愛ってモンが明らかに欠けているだろ」
「うーん、確かに七加瀬くんの言っている事も分かるけど、ここは三戸森くんと仮名山氏の共同のアトリエらしいから、こういう事もあるんじゃ無いかな?」
「まあ、そうかね。にしては・・・」
「にしては?」
「いや、違和感あるんだが、まあ気のせいだろう。俺は芸術に関してはほぼ素人だしな」
「えーーーー!なになに!?気になるよ!」
「ははは」
「笑って誤魔化さないでよー!」
七加瀬のいう違和感。
確かに私も引っかかる所はあるが、上手く言葉に出来ない。
近くで観ると分かるかもと思い彫刻に近づくと、同じ彫刻で質感の違う部位がある事に気づく。
何故質感が違うのか。
私が不思議そうに頭を捻っていると、横から七加瀬が顔を出してくる。
「これはキャスティングっていう方法で作られてるな」
「きゃ、キャスティング?」
「ああ、いうなら鋳造だな。型を抜いて、その型に素材を流し込んで作るんだ」
「そ、それじゃあ、こっちの質感が違う方は?」
「ああ、こっちはカービングだな。キャスティングと違って素となる素材を削っていって、形を作る方法だ」
「な、成る程な。ち、彫刻にも色々作り方はあるんだな」
「ああ、そうだな。にしても、この二つの彫刻方法を組み合わせるなんて、なかなか無いけどな」
「そ、そうなのか?な、なんでだ?」
「キャスティングはいうなら、型抜きなんだ。言い換えれば、型さえあれば誰でも同じものを無数に作れる。つまり、完全な芸術品とは言い難いんだ。それと違いカービングは、個人の色が出て、これこそが芸術品といって差し支えない作品が出来上がる」
「つ、つまりカービングで彫刻を作ってる芸術家からしたら、キャスティングなんて物は手抜きであり、芸術の偽物なのか」
「手抜きとか偽物までは言い過ぎだが、意識的にはそうだろうな」
「な、七加瀬って本当に、芸術にある程度の知識があるんだな」
「何だよ、疑ってたのか?」
「キャ、キャラじゃない」
「うっせーよ」
そう言い頭を小突かれる。
そんなやりとりをしていると、後ろから誰かにものすごい力で引っ張られる。
「ハイッ。またイチャついてましたね。離れろーーー!」
引っ張っていたのは、迫間だ。
さっき、神舵に崖で引っ張られた時と違い、殺意がこもっていた。
あの時後ろに迫間が居たら背中を押されていたのではないだろうか。
「ねえねえ!次は本館の美術館にもう一回行こうよ!」
「ああ、あそこも面白い物が多かったし観に行くか、幸子も行くか?」
「い、いや、私はもう少しここを観ていくよ。」
「そうか。んじゃあ一旦別行動だな。・・・迷うなよ?」
「ま、迷うわけないだろ!」
流石に広いとはいえ、こんな見通しの良い島では迷わない。
事務所に辿り着くのに時間が掛かった事を未だにイジって来るとは、憤慨ものだ。
「ははは。それじゃあまた後でな」
「ま、また後で」
そう言い出て行く七加瀬と、それに着いて行く迫間と、それに着いて行く神舵。
そういえば、神舵とはあまり話せなかった。
迫間と話している所はよく見かけるが、私や七加瀬とは余り話さない。
もちろん、私も会話が苦手なので、あまりこの島に来てから会話を行っていないが、神舵には助けてもらっているし、何かしら会話したい所だ。
また、晩にでも話をしに行ってみよう。
にしても、アトリエは先程七加瀬が言った様に愛の無い作品が転がっている。
どれも同じに見えるのは、私の芸術のセンスがないからであろうか?
それとも愛がない、失敗作だからなのであろうか?
にしても、その中途半端さは、昔の私を彷彿とさせる。
自分の罪に苛まれながらも、自ら首を差し出せない。臆病で、中途半端な私。
かつての私も、他人に対する愛があれば、また話は変わっていたのだろうか?
いや、考えるのは辞めよう。
かの事件は全てが七加瀬特別事件相談事務所による尽力で、丸く収まった。
次は、私の番だ。
七加瀬特別事件相談事務所の一員として、依頼人を救おう。
そして、依頼を愛そう。
そうしたらきっと、依頼を途中で放りだすなんてこともしない筈だ。
まあ、今回の迫間のボディガードは、本当に簡単に終わってしまうであろうが、次もそうとは限らないであろう。
その時に、抜けなく全力で仕事をこなそう。
かの努力の天才、迫間蕗の様に。
己の過去を彷彿とさせるアトリエから出た私は、特に当てもなく島に乱立している彫刻を眺めて回る事にした。
当てもなく散歩するのは、手の空いた者の特権である。
頭を空っぽにするのは、リラックスにもつながるし、良い事だと思う。
そうして数時間歩いていると・・・。
「ん、どこだ?ここ・・・」
迷った。
案の定迷った。
無事、迷った。
仕方なく、迷った。
「い、いやー。七加瀬も、私に迷って欲しそうだったからなー。ははは」
乾いた笑いが、辺りに響く。
「ど、どうしよう」
さ、流石に、島はそんなに広くないし、適当に歩いていれば、見たことある所に出るはずだ。
そ、それに、右手側には何と、あれだけ入ってはいけないという祿神の森が広がっているのだから。
「ゴクリッ」
つい、唾を飲み込んでしまう。
入ってはいけないって言われると、入りたくなるよね・・・。
少しだけ、少しだけなんだからね。
そうして祿神の森に近づいて行く私。
そうして近づいていくと、森の中に何か動いている物が見える。
気になって眼を凝らすと、それは・・・
「えっ・・・?祿神の・・・面と、衣装・・・?」
もちろんそれだけではない。それを着ている何かが、森の奥に向かっていき、直ぐに視界から消えていった。
展示品を持ち出したのだろうか?
あれ程、仮名山に止められていたのに?
それとも、仮名山本人が?
そんな事を考えるのに、夢中になっていた私は、背後から近づいてきた、もう1人の人物に気付かなかった。
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