第18話 第十六章 小説投稿サイトに投稿し、評価を得る
小説投稿サイトは今や花盛りです。老舗の『小説家になろう』、大手出版社KADOKAWAが運営する『カクヨム』など、メジャーなサイトも多くあります。実際この原稿も、この2つのサイトに投稿しています。
小説投稿サイトに投稿する目的は様々でしょう。私の場合、目的ははっきりしています。二つのサイトで読んでもらった読者のページ・ビューやコメントが、そのままこの原稿への評価となり、その結果を添えて出版社に企画提案書を送り、採用を検討してもらうためです。
実際、拙著『あなたのアイデアで特許をとろう! ひとりでできる特許・実用新案取得のススメ』の原稿は上記のサイトに投稿したものであり、白状しますが投稿したときには出版には一番遠い原稿だと思っていました。
しかし、そこで頂いた読者コメントに勇気づけられ、自信を持ったのです。そのコメントは
『そのまま紙の本にできる内容』
と書かれていました。
最初にこのコメントに接したときは素直に嬉しい気持ちと同時に、こんな考えが浮かびました。
「ああ、ここに原稿を投稿している人たちは、私と同じように紙の本の出版を夢見て目指しているのだな…」
と。
実際このコメントを書いてくれた方とのやり取りはしていません。なのでこの方が自分の原稿を投稿している作家なのか、それとも読むためだけにサイトに来ている人なのかは未だに判りません。
しかし、私はこのコメントにとても勇気づけられました。一端そんなコメントが入れば、次にその原稿を読む人は、このコメントに接することになり、そういう目で読んでくれることが明らかだからです。
このコメントが無かったら、私は出版社に企画提案書を送ることは無かったでしょう。コメントをしてくれた読者の方に、この場を借りてお礼申し上げます。
このような経緯を経て
「ひょっとすると、コメントの通り採用されるかもしれない…」
そう考えたことがきっかけになったのです。
当初私はサンプル原稿を作れませんでした。そこで、サイトのURLを企画提案書に掲載してメールで出版社に送ったのです。
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