第13話 第十一章 準備は出来ました
出版の準備 再確認
ここまで準備を終えたら出版の準備です。この段階で揃っていなければならないのは
◇word. またはEPUB形式の原稿
◇法的確認作業の完了
◇表紙(KDP指定のjpg.形式、およびそのサイズの物)
◇銀行口座(印税が振り込まれる)
◇著者のマイナンバー(米国の所得税納税免除の手続きに必要)
◇米国の所得税納税免除の手続きの完了
KDP(電子書籍)の出版準備はこれでOKです。
PODについては、上記に加えて
◇pdf.に変換した原稿
◇(同じく)pdf.に変換した表紙、裏表紙、背表紙(POD指定のpdf.およびそのサイズの物)
◇価格の決定(KDPとは価格の決め方が違う)
◇KDPで付与されたASINコード
が必要になります。
KDPの出版準備に必要な米国の所得税納税免除の手続きは、まだ米国でのPODが始まっていないので、現在は必要ありません。今後運用が開始されたときは必要になるでしょう。現在では詳細は不明ですが、KDPの手続きができていれば援用が可能になるかもしれません。
ポイントは、KDPの出版手続きが先に行われるということです。そうしなければならない決まりはありませんが、【kindle + POD】の販売形態をとるのであれば、アマゾンのページで両方が同じページに表示されるようにリンク機能を働かせることが肝要です。
そのためにPODの出版手続き時にKDPで付与されるASINコードを入力する必要があります。
この結果、作業と出版される順番は
◆KDP(電子書籍)の出版申請
◆KDP(電子書籍)の出版(予約販売開始)
◆PODの出版申請
◆PODの出版(予約販売開始)
となり、両者を同時発売されるように持っていくためには、発売開始日を、余裕をもって設定し、先にKDPのASINが付与されてからPODの出版手続きを行う…という手順になります。
この順番は逆にはできません。手続きができないというわけではありません。PODの出版手続きは、KDPとは異なり、ひとたび出版開始になると、その登録した基本項目の変更は有料になるものがあります。
余計な出費を避けるためにも、KDPの出版手続きを先に行ってください。
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