第22話

ロボットに家族宛と伝えたらきっと中身を確認するはず。


気づくかは博打に等しいけど、どうせ処刑されるんだからするしか方法はない。


きっと家族があなたに手紙を届けるはず。


5枚の手紙しかはいっていないのなら、成功。


無事に届きますように。


さて、最後まで読んでくれてありがとう。


さっきも書きましたがなんて恐ろしい法律を作ったんだと思いますよ。


ですがもう何も出来ません。


ですから、少しでもいいので考えてください。


決して無関心にならないでください。


無関心こそが最大の恐ろしさです。


あなたと私の幸運をお祈りします。


私敬具…。」

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