三度目の異世界召喚。召喚した国の為になることは絶対しない。

山宗猫史

救出編

第001話

 俺、カワカミ ケイマが通っている○○高校の所属している3-2の帰りのホームルームが日直の礼で終わった。


 いつもは教室でその日出された宿題を机に広げ、済ませる。

 宿題が終わり次第、学校を出て、バイト先もしくはスーパーに行って、アルバイトか買い物をして帰宅。


 夕飯と翌日の朝飯を作った後、バナナを食べる。ジャージに着替えて一時間程ジョギング、ダッシュをして家に戻り庭で柔軟、お土産の木刀で素振り、相手がいる想定で木刀や手足を使って戦い、その後瞑想し、終わったら夕飯を済ませ風呂に入る。上がって柔軟をして、本や動画を見て、日が変わる前か後で寝る。


 翌日明け方に起きて、軽く運動をしてシャワーを浴び、学校に通い授業を受ける。また放課後宿題を済ませと、似たような日常を繰り返すはずだった。


 担任のコヤナキ チエも同級生で部活に入部しているナカムラ ユウヤ達も帰宅部のアサイ アツシ達もやることに違いがあるだろうが、あまり変わらない日常を繰り返すはずだった。


 俺は何かを感じて天井を見た。

 天井に電球のように光る玉が現れた。


 それは俺達の日常を狂わしたもの。

 それが突如天井から下りてきて、教室の中心で空中で留まった。


 光る玉に気付いた同級生はなんだ?あれは?と見上げた。


 その光の玉が何度か点滅した後、光の玉が一瞬で教室全体を包み込んだのを最後に、抗えない強烈な睡魔のようなものに俺は意識が無くなった。




 光が収まると教室内にいた生徒達、担任の先生がいなくなっていた。


 そして、光の玉はその場に留まり、数秒後また光り始め、また教室全体を包み込む。

 半数以上の生徒が現れ、部活に行く者、友人と談笑する者と何事も無かったかのようにそれぞれ行動し始めた。






□□□□□3-2名簿□□□□□


担任(コヤナギ チエ)


出席番号01(アイサカ ハルカ)

出席番号02(アサイ アツシ)

出席番号03(イマガワ カナ)

出席番号04(エトウ シホ)

出席番号05(エンドウ サトリ)


出席番号06(オオイシダ タケヒサ)

出席番号07(オカダ ショウコ)

出席番号08(カネウチ タダシ)

出席番号09(カワカミ ケイマ)

出席番号10(キシ アイコ)


出席番号11(シラキ カエ)

出席番号12(スガワラ トオル)

出席番号13(ソウマ エリコ)

出席番号14(タチバナ シオリ)

出席番号15(チバ ヒロヤス)


出席番号16(トダ ショウゴ)

出席番号17(ナカムラ ユウヤ)

出席番号18(ニシムラ ミヨ)

出席番号19(ニッタ イマリ)

出席番号20(ネモト タク)


出席番号21(ノダ ノブナガ)

出席番号22(バンバ ルカ)

出席番号23(ビゼン ベニカ)

出席番号24(フジ ノボル)

出席番号25(ホリヤマ セイ)


出席番号26(ユキヤ ユウト)

出席番号27(ユダ アリカ)

出席番号28(ヨコタ チカ)

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