転生したら幼なじみが勇者でしたが俺はもっと強い処刑執行者でした
白宮黒虎
第0話
「もう1回言ってもらっていいですか?」
俺は、白銀黒兎そこそこ普通の暮らしをしていた男子高校生……
「分かりました。貴方は、我々神の不手際により死にました。だからお詫びとして転生してもいます。」
だった。
いやー信じたくはないが今自分の体を見ようとしても、なんにも無いこの時点で俺が魂もしくは意識だけの存在となってることが、分かる。さらに、意識だけなら体の感覚が分かるはずなのに今の俺は、感覚がないつまり魂だけってことになる……マジで死んでんじゃん
「そこまで頭が回るんですねー」
「考え読んだ上に、しれっと馬鹿にしてますよね?」
「いえいえ、死んで私のような上位存在まぁ貴方達の言う神と話した人は最近何故か喜びますからね〜」
「そりゃ、異世界に転生させてもらえるかもしれませんからね。」
異世界転生は男子高校生、それもオタクにとってくそ嬉しいが、俺は、転生なんぞしたら面倒くさいだろうからしたくはない
「あら、貴方はそう考えるんですか?」
「また考え読みましたね。まぁそうなんですが異世界転移ならまだしも異世界転生である今回はお願いしたいですけどね。」
転移なら丁重にお断りした所だが、今の俺は死んでる。俺はまだ俺として生きていたいから転生持ちかけられてることを、利用して記憶を残したまま別の存在になることはしていきたい。まだ俺は本当の意味で死にたくないからなー
「俺のステータスは、俺がいじってもいいんですか?」
「えぇ、貴方達は異世界チートということがしたいそうですから自分で考えてもらってもいいです」
「では俺がいく世界の情報をもらってそれから考えても良いでしょうか?」
「大丈夫ですよ」
それから俺は俺のいく『アリスタ』という世界の情報をもらい自分のステータスを神当然ぐらいにまで上げられるようなスキルや能力を決めた
「では、転生させます貴方は勇者の幼なじみに当たる存在になるので宜しくお願いします。」
「……聞いてないんですが?」
「それでは、頑張って生きてくださいね」
……無視したなあの神。勇者になると思ったからあのステータスにしたのにあれだと職業、処刑者になるよなぁ。まぁ、頑張って生きていくか
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