第340話 ヒトリノ夜
2024.11.9
今日は、旦那が泊まりの仕事で家にいない。
ヒトリノ夜だ。
昔は、独りの夜が嫌いで、よく酒と薬でごまかしていた。
まぁ今も変わらずだけども。
いつもの倍の眠剤を飲んでこれを書いている。
まぁ正気は保っている。
一人の夜は、何かと嫌なことを思い出してしまう頻度が多い。だから嫌い。
クソどうでもいいことから、どうでもよくないことまで、、、
いろんなことを反芻してしまう。
旦那は、世の中に必要とされていて羨ましいと思う。
仕事に出張にフットサルに、何だか忙しそうだ。
私はといえばどうだろうか。
休職中。来週から復帰するけど、それも何だかどうなんだか。
ひっそりと辞めてしまいそうな予感もしている。
私には趣味も特にない。
興味を持てるものがこれといってない。
本も、映画も、何もかも、、、
無趣味。
まぁ定期的にすることと言えばオーバードーズ。
薬には詳しい。
精神科の薬なら、たいていわかる。
なぜなら、自分がいろんな薬を飲んでいたから。
結果的に、すべて合わなかったけど、、、
趣味はオーバードーズです、とか全くもって笑えない。言えない。
まぁでも、あの吸い込まれて行く感じが好きだ。
まぁ薬物依存なのだろう。
どうしようとか、治そうとか、特にない。
別に世の中から必要とされてるわけでもないし。
薬物依存でそのまま死んでもいい。
まぁ最近はそんな気分で生きている。
私を必要とする人はどれくらいいるのか?
私一人がいなくなっても、何の問題もないだろう。
生にしがみつく理由がない。
でも、死ぬなら楽に死にたい。
ワガママちゃん。
今から少しずつ薬を溜め込んでいる。
躁と鬱を繰り返すのだから、そのうちまたガチ鬱になる時が来る。死にたくなる時が来る。
その時のために用意している。
病気と付き合うのに、疲れている。
病気があるから、子供も産まないことにした。
病気があるから、やりたい仕事もできなくなった。
病気があるから、人と同じようには働けない。
世間に、後ろめたいことばかりだ。
切ないというか、悲しいというか、悔しいというか、そんなネガティブな感情が時々襲ってくる。
人と同じようには生活ができない。
そんな自分が、嫌い。
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