第324話 絶望の淵にて
2024.9.29
死にたいんだか死にたくないんだか、淵を彷徨っている。
ある時にはもう疲れたと、またある時にはいやいやまだ死にたくない、などとワガママちゃんになっている。
正確には、死にたくないというよりは死ぬのが怖いのかもしれない。
とはいえ、検索履歴には「〇〇薬 致死量」などと具体的に調べたりもしている。
揺らいでいる。
うつ状態の中でも、ひどいうつ状態だったり、まだマシだったり、波がある様子である。
何だかめちゃくちゃである。自分の気持ちがわからない。
まぁでも、この病気と長く付き合うのは無理かな〜みたいな気持ちは芽生えている。
仕事も休みがち。
職場の人にバレてはいけない、隠そう隠そうとすればするほどにボロが出るというか、まぁ何だか本当に情けない限りである。
金曜は頭痛がひどくて冷えピタを貼って寝込んでいた。仕事も休んでしまった。
罪悪感で没。
本当なら、もはやカミングアウトして、1ヶ月ほどまとめて休んでしまいたい。
その方が早くうつ状態から抜けられる気がする。
でも、それができないのである。
出口の見えない、この状態を長いこと彷徨わないといけないのであろうか。
私の病気のことは、誰にも言えない。
旦那や義両親は知ってるけど。
というか自殺未遂をやらかしたときにバレた。
でも、義母は旦那に離婚を勧めなかった。こんなお荷物なのに。
「私は躁鬱人でーす」って生きていけたら、すげー楽なんだろうな。
きっと、理解されることはない病気。
自分ですら、理解が及ばない。
だから自死が多い病気なのだろう。
あとどれくらい生きられるのだろう。
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