第317話 失望

2024.9.3

昼間から、おかきと薬をツマミにして酒を飲み、無心でYouTubeを見ている。


夕飯のおかずは、薬が効いてくる前に辛うじて作った。


毎日、大したこともない弁当を作り、仕事で疲れて豪華とは言えない晩ごはんを作り、子どもも産めず、さらにはこんな病気を持つ私なんかと一緒にいる旦那が不憫になる時がある。


自分は何のために生きているのだろうとか、この先どうなるんだろうとか、まぁ不安は尽きない。


バリバリ働けるわけでもなく、大した経験があるわけでもなく、そんな私はこの先どうなるのだろう。


病気に抗うよりも、負けてしまった方が楽なんだろうか。

そんな風にすら感じる。


薬も真面目に飲んで、早く寝て早く起きて、それなのにこんなに調子が崩れてしまうことに、失望しかない。


旦那は、そういう病気だからとサラリと言う。


普通の人とはわかり合えないなと、その度に感じる。

お前に何がわかる。


苦しいとか、不安とか、そんな私が抱える感情を、旦那が理解してくれる日は来ないだろう。


結局は1人で背負うだけ。

いろんな過去も、これからのことも。


疲れた。


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