第315話 無の世界
2024.8.30
気分が沈んでいる。
完全に鬱期なのだと思う。
睡眠が取れてない。
3時間くらいすると目が覚めてしまう。でも、躁状態ではない。
無理して、寝る。
死にたい気持ちでいっぱいだ。
夜になると、消えたい気持ちが高ぶって、旦那といつもより長く話をする。
旦那ともう会えなくなるのは、寂しいと思った。
でも、生きてるのもつらい。どうしてもつらい。
つらいものはつらい。
這うようにして仕事に行く。
身支度も、全て面倒くさい。
仕方なし、やっている。
そんなせめぎ合いの中で、最近は生きている。
死んだら誰か悲しむだろうか、とか、
そんなこと考える余裕もないが、私が死んだところで、結果的に誰も悲しまないだろうと思う。
困ることもないと思う。
双極性障害の人は、こうやって死を選ぶんだろうと思っている。
旦那がいなかったら、私もきっとあっちの世界に行っている。
旦那が辛うじてのストッパーになっている。
もう会えなくなるのは、悲しいから。
でも、それだけだ。
他に楽しいことも、嬉しいこともない。
無の世界を、漂っている。
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