第313話 鬱と酒と私
2024.8.19
今日も今日とて、酒を飲んでいる。
私は酒に弱い。
弱いというのか、酔うというより吐いたり関節が痛くなるタイプだ。
体質的にどうにもお酒は合わないらしい。
私は鬱になるとどうにも酒に手を出してしまうらしい。
薬もセット。
鬱じゃない時は、お酒なんてって思うのだが、鬱になると酒を飲む。
今日は、「こだわり酒場 レモンサワー」。
アルコール度数が高いと、どうにも酒って感じの味がするので、あまり度数は高くないものを選ぶ。
まぁ、前みたいに屋上で酒を飲んでいるよりは多少マシかもしれない。
家で、YouTubeなどを見ながらダラダラと酒を飲み、薬を煽る。
今日はほぼ寝たきり、夕方に近所のドラッグストアで薬と酒を買った。無駄な出費。
でも、買わずにはいられなかった。
ある意味、依存症なのかもしれない。鬱限定。
鬱になると、やっぱり先の不安だったり、生きてていいんだろうかみたいなことをよく考える。
鬱だとわかっていても、どうしようもない。
最近は、うまく眠れてない。
どうにもダメダメだ。
ちゃんと薬も飲んでるんだけどなぁ、
ちゃんと早く寝てるんだけどなぁ、
なのにどうして鬱だの躁だのになるのだろう、もはや怒りを通り越して悲しくなる。
自死、までは考えが至らないが、ある意味希死念慮みたいなものはある。
刹那的な考え方にシフトしている。
長生きなどしなくていい。
こんな病気を抱えて、長生きしたってロクなことがない。
40や50歳越えてオーバードーズだの何だのかんだのと自殺未遂なんて、恥ずかしい。
今がギリギリ。
どうせなら未遂じゃなくて既遂にしたい。
早く調子が戻ってほしい。
薬と酒に出費をするほど裕福ではない。
今日は、神社にお参りに行きたかったけど出来なかった。
仏滅だし、、とか謎の言い訳をする。
この鬱が早く明けますように、
明日から仕事頑張れますように、
と猛烈にお祈りをしようと思っていたのだ。
もはや神頼み。
薬でどうにもならないなら神に祈るしかない。
どうかどうか、早く元気になれますように。
最後の日記が、遺書になりませんように。
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