第280話 一寸先は
2023.1.21
今のところ、健やかに生きている。
まだODしていない。
仕事は遅刻はしたが休んではいない。
何とかこらえている。
いつODするんだオマエ、という声が聞こえそうだが。
安心してください、そのうちやらかします。
今年の目標は(今年も?)、心身健やかに過ごすこととして、ODしないとか仕事休まないとか、普通の人からしたらごく当たり前のことだ。
でも、私にはその「当たり前」が壁なのだ。
21日間、その「当たり前」ができている。
去年は毎日のようにプチODをしてフワフワと漂っていた。
でも、これじゃいかんと、今年の目標は薬断ちにした。
難しいかもしれないが、21日間も薬に手を染めていないことは私の中ではアッパレなことなのである。
日々是継続!
健やかに過ごせている日が増えると病識がどうにも薄くなってしまう。
この病気の特徴だろうか。
まぁ健やかに過ごせていることはありがたいが、こんな時間がいつまで続くのだろうというある意味での恐怖はある。
寛解しない限りは、また波がやってくる。
その波を、私はとても恐れている。
いつもならやれることが、途端にできなくなってしまう。
誰かに迷惑をかけて、おんぶに抱っこになるのは、嫌だ。
とにもかくにも、やれる時にやれることをやるしかない。
一寸先しか、私には見えない。
いや、下手すると一寸先すらも見えていないかもしれない。
普通の人は、月単位、年単位で予定が立てられるけど、私はそうはいかない。
明日、何か予定を立てても、遂行できないこともある。
数時間先ですら、わからない。
そんな病気だ。
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