第257話 迫りくる闇の中で

なんとなくココロが軽やかだった軽躁状態が終わって、気分が落ち込んでいる。


仕事に行くにも、休もうかと思うくらいだった。

もちろん、シャワーも面倒くさい。

シャワーに入らねばと思い始めてから、2時間かけてやっとシャワーを浴びた。


しかも、身体を先に洗って、頭は面倒くさいからいいや、、、となったのだが、寝る直前に頭皮のニオイに衝撃を受けて頭を洗って寝た。

寝る前の薬を飲んでいたので、半分寝太郎。


まだ、自分が臭いということについての身だしなみはできるらしい。よかった。

(よかったじゃねぇよ)


今日は出勤の直前まで行きたくないとウダウダ。

しかし、私には思うことがある。

前の職場で言われた、「週3ですら働けてないじゃん」というクビ宣言。


行きたくない、休みたいという時は、この言葉を思い出して、自分を奮い立たせている。


私にとっては、週3ですら、じゃないんだけどね、、、


普通の人にとっては、週5で働くことが普通だからね、週3しか働いてない私なんて、「週3ですら」で片付けられちゃうんだろうな。


今、週3日で働いてるけど、しんどい時はかなりしんどい。気分の波に飲み込まれないように必死にあがいている感じ。


軽躁状態な時はそんなこと思わないんだけど。

気分が落ちてしまうと、しんどいマンになってしまう。


落ち着いてる時は、自分の病気のことなんて気にしないんだけど、気分が落ちてしまうと、めっちゃ面倒くさい、もう無理って思ってしまう。


軽躁状態から気分が落ちてしまうと、特にもう悲惨。

あんなにできてたのに!

何でできないの!?


みたいなことも多い。

特に家事とか。


軽躁状態の時にはハンバーグとか作れるけど、気分が落ちてしまうと何もできない、みたいな(笑)


そんな妻を持つ夫は何と不憫なのだろうかと、自責の念に駆られてしまう。


万年、軽躁状態でいいんだけどな。そんなわけにもいかないか。


軽躁状態なんて贅沢は言わないから、せめて調子良く過ごしたい。


こんな気分の波に飲み込まれる人が、自死してしまうのだろうと推測している。


私も予備軍。


うっかり死んじゃったりして。

一寸先は闇やで。


来月のことより明日のことしか考えられない。


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