第243話 知らぬが仏
2023.7.19
最近、あらゆることが面倒くさい。
お風呂。
ご飯の支度。
身支度。
等々。
活動的だったのは、軽躁状態だったからであって、本来の自分は非常に面倒くさがりな人間なのではないかと推測している。
仕事は生活のためだから何とか行く。
休みの日は屍のように寝ている。
余裕で昼過ぎまで寝ている。
休みの日はずっと家にいるからという理由で風呂には入らない。面倒くさいから。
汚い人間だなあと思いつつも、これが人間だよなあとも思う。
病気が面倒くさがりにさせたのか、はたまた反対か。
前は生きることすらも面倒くさいと思っていたが、最近はそうでもない。でも前向きでもない。
生きるのも死ぬのも面倒くさいってやつか。
淡々と、日々を過ごすのみ。
その日、一日が一番若いっていうのにね。
私は時間を無駄にしてる。そんな気がする。
何か新しいことをするでもなく、仕事行って、帰ってきてご飯の支度して、風呂入って寝る。みたいな。
そんな、無味無臭の生活。
無味無臭の生活でも「人間らしく」過ごせてるならまだマシだ。
一歩踏み外すとおくすりで遊んでしまうから要注意。
あー暇だ。
おくすり飲もう。
となる。
依存症の完治は難しいというのはとてもよくわかる。
ここに経験者アリ。
まぁ私は法には背いてはいないが、、
しかしながら、人の道はやや踏み外してるかもしれないし、棺桶に足を半分くらい突っ込んでいるのかもしれない。
まぁそれも仕方ない。
誰も知らない、私だけの秘密。
知らぬが仏ってのは、このことか。
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