第68話 言い訳
うちの旦那は、23時も過ぎるとスマホをいじりながらうたた寝を始める。
風呂も入っていないのに。
結果的に日付が変わって1時過ぎに起きて、風呂に入って寝る。
2時か3時くらいに寝てるのではなかろうか。
それで、この間は仕事に遅刻した。
そんな経緯もあって、それを咎めたら、「寝落ちするくらい疲れたことないでしょ」と言われた。
確かに、病気のこともあって、仕事はセーブしている。
あまりにも疲れたらよろしくない病気だから。
でも、それを聞いて、「ああ、私は全然働いてないもんな」ってなって悲しくなった。
病気だから、そんなに頑張って働けない。
些細な言葉が刺さる。
だから、寝落ちするな、だらしないって言っちゃいけないってこと?
遅刻までしてるんだから、それはダメなやつって思うけど。
台所にもコバエが飛び始めた。ホントに憂鬱。
そんなところで料理したくない、こんな家に帰りたくない、と言ったら、じゃあ帰ってこなくていい、と言われてしまった。
こんな時、誰かいたならな、、
泊めて欲しい。
私が病気だからダメなんだよね。
寝落ちするくらい頑張らなきゃね。
もっともっと、頑張らないとね、、、、
普通の人の何気ない言葉に、刺される。
涙は、もう枯れた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます