2022年12月23日

 昨日のアドスコアは8,403。

 直近一週間の平均は8,286。

 代表作『異世界で俺だけがプログラマー』のPVは7,910。

 『異世界ファンタジーの累計ランキング』は507位、目標まで165作品。

 昨日から停滞。

 昨日は☆10個貰って、☆合計7,182個、目標まであと2,818個。


  ◆◇◆◇◆◇


 プログラム知識16回目。

 『=』、プログラムでは同じという意味ではない。

 代入しろという意味だ。

 同じを表すのは、C言語だと『==』。


 初心者は慣れないと、こういうのが分からない。

 そういう数式の常識と違う所が多々ある。

 実にややこしい。


  ◆◇◆◇◆◇


 わらしべ長者小説企画、第31話。

 村で乗合馬車に乗って来た子供が、人形を羨ましそうに見ている。

 俺は人形を左右に動かした。

 子供の視線が追ってくる。

 間違いない。

 欲しいんだな。


「人形あげるから、代わりの物と交換だ」

「やった。この人形、友達のなんだ。貸してほしかったけど、どうしても貸してくれなかったの」

「大事に使ってくれるのならお兄さんも嬉しいよ」


「じゃあ、代わりに宝物の綺麗な石をあげる」


 石を貰った。

 色とりどりで見てて綺麗だ。

 これは蛇紋岩だな。

 こっちは6角形だから水晶か。

 子供の頃、田舎で採取した事があるから、よく覚えている。


 こっちのクリーム色は大理石だな。

 小さい貝の模様がある。

 大理石の化石とは珍しい。


 いくつかある色が付いた透明な石、は何なのか分からない。

 ガラスが砂で削られたという可能性もあるな。


「とっても綺麗ですわ」

「チャコは宝石に詳しいのかな?」

「カットした宝石なら、創造主様に見せて貰った事がありますわ。まだその頃はお茶の樹でしたけれど」


「へぇ。宝石の見分け方は?」

「水晶で傷が付けばたぶんガラスですわね」

「なるほどね」


 おや、水晶で傷が付かない石がある。

 もしかして宝石か。

 いや、ここは異世界だ。

 俺の知らない普通の硬い石とかもあるかも知れない。


 魔力がこもった石とかな


「宝石があるみたい何だけど」

「どうせクズ石ですわ。カットしたら、豆粒より小さくなりましてよ」


「夢がないな。ロマンがないのは悲しいぞ」

「教えてさしあげます。茶柱は夢をみないものですわ」


 チャコの事がいくらか分かった。

 作った人は現実主義でお嬢様だったのかな。

 古代人の事が少し分かって、これこそロマンだ。

 チャコ自身はロマンの塊だと思う。


 32話に続く。

  ◆◇◆◇◆◇


 ここからは農業日誌。

 昨日の収穫はなし。

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