2022年11月29日

 昨日のアドスコアは13,630。

 直近一週間の平均は11,162。

 代表作『異世界で俺だけがプログラマー』のPVは14,102。

 『異世界ファンタジーの累計ランキング』は516位、目標まで184作品。

 昨日から1歩前進。


 昨日は☆39個貰って、☆合計6,943個、目標まであと3,057個。


 わらしべ長者小説企画が5話溜まったので、連載小説として投稿してみた。

 出だしはまずまず。


 それより『飢餓の村に永久追放された俺は、精霊の畑でざまぁする』が異様な伸び。

 注目の作品に載ったというのは分かる。

 分かるんだが、10倍にPVが跳ね上がるのは異様としか言いようがない。

 それでも、同話数の時の『異世界で俺だけがプログラマー』に比べると3分の1ほどなんだけどね。


 誤差の範囲なのかな。

 今までが少なすぎたのかも知れない。

 1週間ほど様子を見れば、まぐれかどうか判るだろう。


 わらしべ長者小説企画、第7話。


 歩いたので、喉が渇いた。

 この街は意外に広いんだな。

 もっとも路地とかを、フラフラと寄り道してるからかも知れない。

 井戸に辿り着いた。

 ちょうど良い飲ませてもらおう。

 生水は不味いんだったっけ。


 井戸の周りでは衣服や食器を洗っている。

 誰かお湯を沸かせて、振る舞ってくれたら良いのに。

 交渉してみるか。


 食器の割れる音。

 俺は手元を見た。

 貰った奴は割れてない。

 おばちゃんが盛大に皿を割っていた。


 交換タイムの始まりか。

 でも、記念にマグカップみたいなのを一個取っておこう。


「皿割れたよね。今持っている食器を処分したいんだ。使ってくれるとありがたい」

「ただで貰うのは気が引けるよ」


「なら、一晩泊めて。納屋で良いからさ」


 駄目元で言ってみた。


「じゃあ、家に来るといい。下宿の一つが空いてるよ」


 皿を割ったおばちゃんとは別のおばちゃんがそう申し出てくれた。


「御厄介になります」


 おばちゃんに連れられて、下宿に到着。

 部屋はベッドだけで何もなかった。

 ベッドに寝転ぶと、おばちゃんが布団を持って来てくれた。


「あんた、見たところ何も持ってないようだけど」

「突然、知らない街に飛ばされたもので」

「ああ、魔法事故かい。食器をただであげちゃって、良かったの」

「良くないよ。何かと交換してもらうつもりだった。何か要らない物はない?」

「料理を作りすぎたから食べておくれ。それとあれがあったね」


 おばちゃんは部屋から出ると、木の箱を持って現れた。


「お茶なんだけど、好みじゃないんだよ。誰かにあげたいと思ってたところさ」

「木の箱がやたら年季が入っているように見えるんだけど」

「嘘か本当か分からないけど、遺跡から発掘した奴らしいよ。保存の魔法が掛かってたから、悪くはなってないって言ってたけど」

「へぇ、古代のお茶か。ロマンがあるね」

「あげるよ」

「では、頂きます」


 そして、夕飯をご馳走になって、ぐっすり眠り、朝飯をご馳走になった。

 俺はお茶とマグカップを手に歩き始める。


 8話に続く。


 ここからは農業日誌。

 昨日の収穫は大根2本。

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