KADOKAWA見学会とカクヨム甲子園と
先日と言っても結構前、カクヨムのイベントである高校生作家のためのKADOKAWA見学会に参加した。
正直参加前は大勢がバリバリ働くせわしなく怖いオフィスをイメージしていたのだが、想像と全くの反対であって驚いた。落ち着いた社内、試写会やイベントのできる部屋、様々な種類の本がぎっしりと並んだ図書室、とにかく目に映るものすべてにわくわくしてしまう。
編集の方やカクヨム甲子園をきっかけに出版されるカムリさんの話は本当にためになった。特に感じたのは、作品の全体を見る大切さだ。このことは編集の方、カムリさんのおっしゃっていた内容に共通することでもあり、確かにこれは重要だと話を聞いて痛感した。
例え初めの設定が面白くても、最後にそれがキープされていなければ設定の意味が無くなる。全体のバランスを意識する。人物像はエピソードによって強化する。等など……。どれも自分の作品に必要なことではないか! と心の中で叫びながら聞いていた。質問する機会も与えられたがその場ではできず、ものすごいチャンスだったのではと若干の後悔もある。
カクヨム甲子園の賞の一つでもあるゲーミングチェアに座らせてもらえたのだが、フカフカな座面、ガッシリとした作り、まさに勝者の椅子のようであった。いつかこんな椅子で執筆を――と思ったり。
真面目な創作論からちょっとした裏話まで、お話してくださった方々は気さくで熱心で本当に本を愛しているというのが溢れ出ていた。
さて、自分にとってカクヨム甲子園は今年で最後だった。今年はロング部門もショート部門にも応募するというよくばりセット。正直最後という自覚は全く無いが、少し寂しい気もする。来年はもう甲子園出れないんだ――心の中で校歌を歌っておこう。
ロングストーリー部門
「フットステップ」
https://kakuyomu.jp/works/16816927862945488759
ショートストーリー部門
「集中力持続ボックス」
https://kakuyomu.jp/works/16817330662712892153
共通テストの出願も終わり、受験ストレスは絶賛増量中であるが、引き続き書く、読むことで発散しようと思う。
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