zmside 12話
〜訓練場〜
魔法の訓練は俺が監視、エミさんが教えることとなっている。ヒスイの魔法見れるんやろうか?
zm「魔法の訓練はここでやるで。教えてくれるんはエーミールや。」
em「エーミールです。よろしくおねがいします。それでは、最初は魔力を感じるところからです。貴方方の中で魔法がもう使えるという方は?」
so「私使えるよ。一回も使ったことないけど。」
em「そうですか。では、魔法を使ってみてください。」
so「我が意志となりて燃え上がれ、フレイム。」
ボッ!
ハンドボールぐらいの大きさの炎が出現する。
em「初めてにしては上出来です。では、ミューザさんは出来ますか?」
mz「フンッ!そのくらい出来る。我が意志となりて燃え上がれ、フレイム。」
ボッ!
バスケットボールぐらいの大きさの炎が出現する。
em「では、ラタナリアさんは?」
ren「出来ますよ。(我が意志に応え全てを燃やす炎となれ、フレイム。)」
ボッ!
ハンドボールぐらいの大きさの炎を十数個自分の周りに浮かべる。
em「無演唱に加え、複数個出現させるとは。さすが冒険者ですね。」
ren「ありがとうございます。」
em「皆さんに3人の魔法を見せたのは、魔力を感じる前に魔法の特性を見てほしかったのです。魔法は熟練度が上がるにつれて、大きくなります。そして、大きさや数を自由に、変換することが出来ます。そして、想像や自身の心理に影響されます。ストレスを持った状態で発動すれば、暴走して死に至ることもあります。気をつけて使わなければなりません。では、魔力を感じられるようになりましょう!魔法が使える人と手をつなぎ、魔力を流してもらってください。流す方は流しすぎないようにしてください。」
si「ラタナリアさん。流してもらってもいいですか?」
ren「いいですよ。そこのお二人もこちらへ。流すのは難しかったりしますから。」
sa/so「わかりました 。/ はーい!」
ren「それでは手を繋いで。魔力を流すよ。」
sa「なんか温かい感じがします!」
あそこの2人は筋が良いんやな。それに比べて心無やったっけか。そいつは魔力を感じるのに手間取っとるようや。
ren「そう、それが魔力ですよ。皆さん魔力を感じ取れたようなので、自分の中からその温かい感じを探してみてください。」
sa「あ、できた!」
so「良かったね、紗凪!」
si「やっと出来た・・・・・・」
ren「そういえば、苑様はなぜ魔法が使えるんですか?」
so「私は全能の巫女なので魔法が全て使えるんです。」
sa「私は全知!」
si「私は干渉の巫女です。」
ren「ということは心無様が叡知ですか。まあ、どんな巫女かはあまり魔法は関係ないんです。関係あるのは魔法の適性です。本来教会とかで調べてもらうんですが・・・・・・今回は、私の鑑定眼で見てあげます。」
ヒスイ、鑑定眼なんか持っとったんかいな。巫女たちと異世界から来たんに・・・・・・何が違うんやろうか・・・・・・
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