第3話特訓という名の○○○○○○
現在私斎藤真佑45歳?は土下座の真っ最中です
「…誠に申し訳ございませんでした。」
「…次はないと思いなさい?…ところで貴方凄い潜在魔力をしているわね?…下手をしたら私より…いえ、まさか…でも…」
「…あの〜、リアーナさん?」
「な、何かしら?」
「はい、これからお世話になりますので何か仕事をさせていただきたいのですが…」
「…特にやってもらう事はないけれど…いえ、もしかして貴方料理とか出来たりするのかしら?」
「はい、ずっと一人暮らしでしたので軽くですが料理は出来ます。」
「そ、そう?それなら特訓以外は料理をお願いしようかしら?」
「はい、もちろんです。…特訓?何か特訓されているのでしょうか?」
「私じゃないわよ?貴方の特訓よ?」
「???私の特訓ですか?何の特訓をするのでしょうか?もしかして料理ですか?」
「…何を言っているのここで生きていける様に戦闘訓練するに決まっているでしょう?」
「…ハ?戦闘訓練?私がですか?いやいや無理です、絶対無理。運動が苦手な訳ではないですが戦闘なんてした事ないですから?」
「大丈夫よ?その為に私がちょうきょ…鍛えてあげるんだから。何も心配しなくても大丈夫よ」
「いや、今明らかに調教って言いかけましたよね?心配しかないんですが?」
「…細かい事は気にしないの?それじゃあ先ずは基礎体力をつける為に…召喚 ケルベロス この子に食べられないように逃げなさい?」
「…いやいや無理、絶対無理!それよりも何ですかその禍々しい三つ首の犬は?いや、犬ではないか?なら…」
「…あ〜あ言っちゃった?この子は犬って言われるのが大嫌いなのに…まぁいいわ。その方がやる気になるでしょうし。」
「いやいやならないですし、ならなくてもいいですよ?」
「…ホラ、早く逃げないと大変な事になるわよ?」
「…へ?」
「…グルルルルルル~」
「…………」
「ガァッ!!!」
「アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!た、助けてーーーーーーーーーーーーーーー!」
「そうそうやれば出来るじゃない?その調子で頑張りなさい。」
3時間後
「…………し、死ぬ…………」
「それじゃあ次は………」
こうして鬼軍曹による特訓?は続けられた
「…それじゃあ今日は初日だからこのぐらいにしておきましょう。明日からは本格的に特訓をするわよ?」
「…………も、…む……り…………」
「ホラホラ、特別に今日は私が料理してあげるから明日からはよろしくね?」
「………た、食べ……ら……れ…ま……せ…」
「何言ってるのしっかり食べないと体力が回復しないわよ?ほら?」
「…わ、わかり…まし…た…あ…り…がと…う…ござい……ま…す…」
「ハイ、召し上がれ?」
「…………………」
折角の行為を無駄にするのも恐縮なので無理矢理いただきました
やめておけばよかったと後悔しています
本当にあるんだ飯マズのダークマターってという感想を最後に私の意識は途切れた
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