後悔への応援コメント
どこで、何をどうしたら良かったのか。
この恐ろしく閉鎖的で歪んだ地域の環境が、彼らを歪めた最大の原因ですね。プライバシーがないのが当然。そう言い放つ夫の言葉には、背筋が寒くなりました。
古い固定観念に縛られた地域の環境を根本から転換させるというのは、何よりも難しく厄介な問題に思えます。行政などの手も入ってきませんし……
家族がこの地域を出ること。隣近所の目や噂話のない、義父や義母からも解放された環境でやり直せたら。それでも簡単には解決できない問題が山積しているのだとは思いますが、もしかしたらそれが解決の一つの方法かもしれない。そんなことを思いました。
作者からの返信
コメントを有難うございます。
拙作に、ここまで深く感じ入って頂いたことに、感謝します。
aoiaoi様の御作も考えさせられます。
閉鎖的なのは、社会も人の心も案外同じなのかもしれません。
そしてその閉鎖的なものが、様々な問題を引き起こしている。
そんな風に、小生も思います。
最後までご覧頂き、誠に有難うございました。
編集済
後悔への応援コメント
漫画コンテストから来ました。
非常にリアリティがあって引き込まれ、朝から一気に読んでしまい胸が痛いです。
田舎という閉塞感の中で負の連鎖に蝕まれる夫婦、それを敏感に感じて傷つく子供の八方塞がり感が、ビシビシと伝わってきました。
凝り固まった家族内の秘密を暴露して、必死に守ってきた世間体をぶっ壊してくれた一本の警察への電話をきっかけに、
姉夫婦と子供が明るい未来へ一歩踏み出せる事を切に願います。
作者からの返信
コメントを有難うございます。
「胸が痛い」くらいに、拙作を真剣にご覧頂いて、本当に嬉しいです。
「リアリティ」についても、感じ取って頂けて、安堵しております。
小生はどこか地続きのモノしか書けないという短所がありますが、
それはmayo様からご指摘いただいたように、リアリティに
繋がるのかもしれません。
そして登場人物たちに思いを寄せて下さって、本当に有難うございます。
mayo様のコメント、嬉しかったです。
それでは、お礼まで。
後悔への応援コメント
コメント失礼いたします。
痛々しいというか生々しいというか、
夷也荊さんはこういうのを書くのがうまいですね。他のテイストの作品もうまいですが、特にこういうのは引き込まれます。
見事な作品でした。
作者からの返信
コメントを有難うございます。
痛々しい、生々しいは、小生にとって極上の褒め言葉です!
烏目浩輔様にそう言って頂き、嬉しいです。
ここに書くようになってから、拙作がここにある意味を考えた時期があり、
まさに痛々しい、生々しいといった作風にたどり着きました。
そして、テーマを人間に必要な物に絞ることにしました。
「見事」のお言葉も頂き、本当に有難うございます。
いつもご覧頂き、誠に有難うございます!
それでは、お礼まで。
後悔への応援コメント
意外な真相に驚きましたが、同時にものすごく腑に落ちました。
関係者の誰もが、この歪みの一端となっている。
誰が加害者で被害者なのか、一口では示すことのできない複雑な問題ですね。
実際、外からは見えない家庭の中で、こうした問題を抱えている人々がいるだろうなと思います。
また、田舎の村社会の空気感なども非常にリアルでした。
2万字以下とは思えない、読み応えのある作品でした。素晴らしかったです!
作者からの返信
コメントを有難うございます。
そして核心に迫る素晴らしいレヴューを書いて頂き、
誠に有難うございます!
陽澄すずめ様のレヴューを拝読し、「これが言いたかった!」と
思わず膝を打ってしまいました(笑)。
そして「素晴らしい」の一言に、書いて良かったと思いました。
いつもご覧頂き、誠に有難うございます。
それでは、お礼まで。
後悔への応援コメント
閉鎖的な社会の中では、力を握った人が空気を作る。
その単位が町なのか村なのか親族なのか家なのか。
私はとある地方都市で育ちました。
そこそこの規模の街で地方では都会と呼ばれる場所でしたがそこは昭和、大黒柱はどんと構えて亭主関白ってのを父は装っていました。
暴力?普通に受けましたよ?
子供心には気分で殴られているようにしか思えませんでしたが、何か理由もあったのでしょう。
成人したとき母に父とのいい思い出は何か?って聞いたことがあります。
そしたらなんて言ったと思いますか?
嫁いできてすぐ、料理を失敗して慌てて食材を買いに行った
帰ってきたら何も無かったように片付いていたこと
それが嬉しかった
って答えました
(ちな母はお見合いでさらに田舎から嫁いできました)
思春期にラノベ(当時はこの言葉は有名ではなかった)に傾倒していたので、もっとイチャラブなエピソードを期待していたので驚愕です
20年以上も経っていい思い出がそれかよ!!!
母の人生はなんだったのか!
逆に父もそう思っていたかもしれません。
問題があれば
「逃げればいいじゃない」
というのは自由を経験した人だから言えるのだと今では思えます。
だから読了して
「ああ、あるよなぁ」
って思いました
歪なことはわかっていても修正が難しい。
自分に楽な方向に進んでいけば、調整する役がいなかったら直しようがない。
ゆっくり進行する変化でできあがった関係には荒療治なしで対応できる人は少ないでしょう。
村が、家が、と環境というよりは人の業のようなものをはっきり提示されたような気がします
惹きつけられ面白かったです!
長々と失礼しました。
作者からの返信
長文コメント、有難うございます!
とと様も、閉鎖的な環境でご苦労なさったのですね。
小生も幼い頃は、普通に気分で殴られてました。
コメントに共感する部分が多すぎます。
それでも、「惹きつけられ面白かった」とのお言葉、嬉しいです。
ご覧頂き、誠に有難うございました。