第十五話 とにかくヤりたい

 今日はたくさん先輩とできてよかった……。

 ずっと先輩は私だけ見ていればいいんですもの。

 少し息ができないで辛かったですが、先輩が気持ちよければそれでいいんです///。

 あと二箱はシたかったなあ……。


 そんなことを考えながら、私はベッドにうつ伏せで倒れる。


 姉さんには感謝しかありません、姉さんのおかげで先輩とたくさんヤれたのですから。

 これからもっともっともっともっとヤれるのが楽しみです♡。

 先輩がどんどんと私を必要としてくれている、どれとこれも姉さんのおかげです。


「先輩ともっとシたいなあ♡……」



「ん……」と俺は目を覚ました。


 スマホで時間を確認すると五時過ぎだった。


 もう少し寝るって気分じゃないし。

 てかもう寝付けそうにないし、起きるとするか。


 何時間寝ていたのだろうか、八時頃には寝ていたため

 九時間ほど寝ていたらしい。


 そういえば、バカみたいに夢芽とカラオケボックスでヤったんだっけな。

 まじか……。

 気分が落ち着いて改めて考えてみると、めちゃくちゃヤってたよな俺。

 え、夢芽と顔合わせるのめちゃくちゃ気まずいのだが。

 まあ、夢芽も俺とシてて幸せそうだったし、これからも気分が悪い時は夢芽とヤって楽になるとするか。


「少しは真奈とヤっても下手とは思われないくらいになったかな……とりあえず、真奈とシたいなあ。好きでもない妹の夢芽であそこまで気持ちよかったんだ、真奈になったら三箱じゃ収まらなそうだな」


 冷静に考えて三箱という桁違いな数のゴムを使ったのは驚きである。

 でも、あの時は脳が溶けるほどの興奮を身体中が欲しがっていたのだ。

 仕方がないことである。

 

「あ──ッ、真奈とシたいなあ……」


 よくよく考えてみるともう、真奈が寝取られていたとかどうでもよくなっていた。

 ただ今は真奈とシたい。

 できればなんでもいい。

 夢芽からとんでもない快楽を教えてもらってしまったのだ。

 苦しがる表情をする姿を見ると俺が興奮してしまうことに気付かされてしまったのだ。


 いっぱい真奈を犯してヤりたい。

 

 完全に自分の中のネジが何本か抜けてしまっていることは知っている。

 それでもこうなってしまったのは真奈のせいなんだ。

 だからこそ、このままの俺で真奈とヤりたい。

 十箱、使い切るほどにヤりたい。


「ああ、ダメだ。頭の中が真奈の淫らな姿でいっぱいだわ、こんな風に喘ぐのか? こんな風な表情をしてくれるのか? 確かめてみたい、夢芽とどっちの方が気持ちいいのかも比べてみたい」




          と

          に

          か

          く

          俺

          は

          真

          奈

          と 

          セ

          ッ

          ク

          ス

          を

          シ

          ま

          く

          り

          た

          い

          ん

          だ

          よ

          !

          !

          !

          !




 そんなことを考えながら、俺は下腹部に手をやった。


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