第4話ヘドに輝く人間味
最近は、睡眠不足なので飲酒量が増えている。いけない事だが、睡眠薬とアルコールでコントロールしている。
酒を飲み過ぎても大丈夫である。
トイレで喉の奥に人差し指を突っ込んだら、余分な酒はヘドとして出てくる。
ここ数日間、リバースしたが今日は大丈夫らしい。
ややもすると、明るいうちから飲みたいが自制心を働かせ夜だけ飲んでいる。
今、ほろ酔いで気持ちが良い。
二時間前に睡眠薬を飲んだが、効いてこない。
この時こそ、エッセイにすがりたい気持ちだ。僕の周りに小説を書くものはおろか、読んだ事もない人間ばかりなので、話しが面白くないのである。
懇意にしている、カクトモは大阪のブリュ姉さんと四国のヒロちゃんだけなのだが、日常にそういう友達がいないのが残念だ。
しかし、小説家は孤独な職業。
僕は学生時代、膨大な数の小説を読んできた。28歳の時、暴れん坊将軍のパロディーを書き始め、それ以来小説は好きな作家の作品だけ読んだ。
小説家になるには、独自性が必要であり最近は好きな作家のエッセイばかり読んでいる。
……まっ、いっか。僕は夜行性だから田山さんのエッセイでも読むか。
だが、他の小説家に影響されてはいけないのだ。
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