そして僕は真夜中の住民になった
羊屋さん
第1話
「羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹……」
そんな声が聞こえる中、せっせとお仕事をしている何者かがいました。近づいてみると、それはふわふわしていて、それでいてきらきらと光る、今までに見たことのない生き物たちでした。脚は2本、腕が2本ありますが、頭は無いようです。背丈は様々で、それぞれが粘土の様なものを捏ねては手のひらから空に飛ばしていきます。粘土から生まれたものは光り、瞬き、夜空に消えていきます。
そう、彼らは夢を作っているのです──。
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