少年は諦めない。 たとえ不向きと言われても。 たとえ誰に、笑われようとも。 人を食らう魔獣から人々を守るため。 誰かに誇ってもらえるような、そんな格好良い人間になるために。 ここは、想像上の神様がいなくなった世界。 “元”神様の少女は存在証明のために、その少年の物語を紡ぐ。 たとえ、どんな物語もいつかは「終」を迎えるとしても…。
7月30日に更新