主人公は幼いながら辺境部隊の輸送隊員としての立場から物語はスタートします。その立場は話を進めていくとフワフワと変わっていきます、良くも悪くも。絶対的な王政という厳しい政治形態の中で10代の少女が定まらない立場の中で魔導師を目指して一所懸命に生きていく…応援するしかないですよね!?
主人公は幼いながらに軍務に5年務め大人たちに揉まれた結果シビアな思考を持っており甘ったれた人に厳しい態度をとりがちです。でもそんな主人公に大人たちは何かにつけ頭を撫でてくるのです。その理由は読み込んでいけばわかると思います。
設定もしっかりしており読ませる力は抜群にあると思います。誤字は凄い多いですが脱字はあまりないので読むにはあまり問題ないです。