16 5月1日(日) 妻が僕の作品を読んだ
今までこの日記には登場しなかったが、僕には妻がいる。登場しなかった理由は特にない。たまたまなのだ。
今日、僕は妻に言ったのだ。
「君がwebに出てるよ」
「えっ」
テレビの韓国ドラマを見ながら、妻がびっくりして僕を見た。意味が分からなかったようだ。
「実はね、僕がwebサイトに小説を投稿していて、その話の中に君が出てるんだ」
そして、僕は妻のPCを立ち上げて、駄作を妻に見せたのだ。
僕は2年前に病気で半年ほど入院したことがあった。駄作というのは入院中の出来事を綴った闘病記なのだ。
じゃ~ん。駄作は文末に紹介しておくね。
〔天の声:やっぱりな。前振りからこんな展開ちゃうかって思てたんや。また、宣伝かいな!〕
妻は駄作を読んでくれた。
駄作は入院中のことをありのままに書いている。妻も頻繁に登場している。
読んでいると妻の記憶がよみがえったようだ。
「ああ、水ようかんね。買って病院に持っていったなあ」(第32話 妻に改めて感謝する)
「ああ、あの巻きスカートね。あのスカートはもう使わないからって処分したっけ?」「いや、記念にまだ置いてあるよ」「どこに?」「そこのタンス」(第33-35話 輸血と巻きスカート)
「結婚前に私があなたのお布団を取りに行ったのは、あれは女子寮の方だったっけ?」「そう、君が来てくれたのが女子寮」(第43-45話 僕は女子寮の寮生だった)
「ほんとに看護師さんに向けて、おならをしたの?」「うん」(第46-47話 坐剤をお尻に入れられた)
「おっぱい、つんつん! こんなつまらないことを書かないの!」「・・・」(第48-49話 女性下着の試着は如何?)
しばし、妻との会話が弾んだ。
〔天の声:おい、おい、話の途中だけを紹介しても、読者は分からんやろ?〕
駄作は独立した短い話を集めたものだから、読者の皆様がどこから読んでいただいても大丈夫だよ。
〔天の声:それに、女子寮とか女性下着とか・・なんちゅう内容や。どこが闘病記やねん?〕
本当に闘病記かどうかって言われると、う~んだなあ(笑)。闘病記というよりエッセイかもね。読んだ人に判断していただくしかないなあ。
〔天の声:やっぱり読んでもらうことを期待してんのやないか! それって宣伝してんのやないかい! しかも、闘病記かどうかも分からんような話なんかいな。相変わらず、ええかげんなやっちゃなあ〕
それでね、今日のよかったことは、妻が駄作を読んでくれたこと。
皆様も良かったら駄作をのぞいてみてね。
もう既に読んでくださった方には改めて感謝です💛
〔天の声:あかん。あかん。こんなん書いても、だれも読んでくれへんで。みんな、読むのんはやめときや。しょうもないで~〕
駄作というのは以下だよ。
白血病になっちゃいました
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