第1章 様々な出会いと別れ!
第1話 なぜ神様!?
「あ〜今日も疲れた」
仕事が終わりに、一息つく拓哉。
まだ35歳という働き盛りにも関わらず、ここまで疲れているのは、末期癌によるものである。
半年前に発覚して、もう手遅れということだ。それを聞いた拓哉は、手術はおろか入院もせず、最後まで自分が経営する料理屋でお客様に料理を提供することを選んだ。
3ヶ月騙し騙し仕事をしてきたが、今日は特に体がだるく感じてしまい、明日の仕込みはせずに帰ろうと決めた。
いつものように、鞄を持って店を出ようとすると体に激痛が・・・
(あ・・・これはダメなやつだ・・・もっと料理したかったな・・・)
この瞬間意識が途絶えた。
「うぅっ...生きてる?」
激痛があり死んだと思っていたら、わけのわからない空間にいた。
「おぬしやっと目覚めたか」
ふと声のする方向を見ると、白髪頭に白い髭に体が発光しているお爺さんがいた。
「お爺さんすいません。あなたはだれですか?」
普通なら混乱するにも関わらず、何故か冷静に対応している自分がいた。
「ほっほっほ。ワシは神じゃよ」
目の前の発光したお爺さんが神様? 何故か混乱することもなく冷静な俺。
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