第3話「自己紹介といきましょう2」

それにしても本当にキャラ濃いなこの生徒会って、副会長も厨二病気の人なのかな?

「ただいま帰りましたよ」

「おお、お疲れ様副会長サブリーダーよ」

「いつも言ってますけど、私は副会長ふくかいちょうであり副会長サブリーダーではないです。いい加減にそのふざけた呼び方やめてくださいよ」

あれ?副会長は普通の人っぽいな。しかも結構美人だし、この人が生徒会をまとめてるのか。

「あら?貴方が新しいメンバーになる子?私は副会長の朱雀嶺すざみね しおり、これからよろしくね」

「はい、よろしくお願いします」

良かった!本当に普通の人だ!

「ちょっとごめんなさい。少し貴方を見させてもらうわね」

「え、は、はい」

「うーん、ねぇこの子どう思うかしら見るからに凄い核を持っていると思うのだけど。

あぁ、こんなヤベェ核持ってる野郎はそうそういねぇぜ。会長の奴たまには良いの連れくるじゃねえかよ。

そうですね。貴方には期待してますよ」

「あ、ありがとうございます」

ヤバい!多分この人が一番この生徒会でヤバい人だ。絶対に!

「最後に僕だね。この生徒会で会長を務めている黒星ブラックスター 白金プラチナだ。気軽に白金プラチナ会長と読んでくれたまえ」

「分かりました、、、」

本名?本名が黒星 白金なの?キラキラネームとかのレベルじゃねえだろ。親の顔がみてぇよ。

「じゃあ、最後に新人ルーキーの君に改めて自己紹介してもらおう」

「はい、えっと、この度生徒会の新メンバーとなります。笹倉ささくら 正人まさとです。これからよろしくお願いします」

はぁー、マジでこの生徒会ヤバいやつしかいねぇー!!

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