第54話薄暗い森を抜け

山奥にたった一人で住んでいる汰紀流は花畑の外にあった薄暗い森道の奥に足を進めているとようやく薄暗い森の道の外に出る事が出来た

そして森の外に何やら小さい文字で何か文字が書いていることに気が付きその看板に目を止めてみるとそこには左に行くと行き止まり、右に向かうとモール国と記載してあった

汰紀流は左に向かって行くと行き止まりと書かれていた右に向かって足を進めることにした

そして薄暗い森の道を出た道の傍にあった木で作られた椅子を見つけて5分程、椅子に座って休んだ後、薄暗い道を出た右の道に向かって進んでいた所に前から大人数の男達が向かって汰紀流の歩いていく方に向かって近づいてくると、怒鳴り声のような声でこんな事を言いながら歩いていた


「この道は親分が通る道だ、邪魔するものはぶっ潰す」


そんな怒鳴り声を上げて親分らしき人物が堂々と道のど真ん中を歩いていた


そしてその怒鳴り声を上げている男達に対し汰紀流はその男達の目の前に立つと大きな声で言うのであった


「この道はお前達の者なのか?」


そう汰紀流が親分と言われている男の周りに居る連中に対して向かって話すとその男達が取った態度は


「だったらどうなんだ」


そう言いながら汰紀流に向かって手で殴りかかろうとした


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