KISSをしたら死刑の世界で、KISSをしたら傷を治癒できるスキルを手に入れました!?

獅子雄誠

プロローグ

 俺の名前は、風間翔(カザマカケル)。

 身長百七十一、体重六十二。

 痩せ型でも太ってもいないが、名前負けしている冴えない高校二年生だ。


 俺は、昨日まで、東京にいた。

 東京の板橋区だ。

 帰宅部の俺は、夕方に、学校から帰って、家でアニメを見る予定だった。

 俺の好きな「守ってプリリンキュア」だ。

 だが、その途中であんな事が起きるなんて……。


「カケル君! 好きです! アタシと付き合ってください!」

「え?!」


(こんな事ある訳がない。だって、俺は……)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る