★自分を信頼しきる可愛い瞳の犬を撫でて
嘘をつきすぎた。
初めは小さな嘘だったのに、嘘は嘘を呼んでもう何が本当か自分でも分からなかった。
「この子引き取ってくれない?」
「いいよ。実家でずっと飼ってたし楽勝だ」
実家で飼っていたのは猫だったのに。
あのぼろ雑巾のような仔犬を抱いてからもう8年か。甘えた鼻面が指を濡らした。
140字小説まとめ *ほっこり・微ホラー・人コワ・その他 すずめ @tyun317
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