第6話
真一は、何度も麻衣のお店に通った。
その度に、昔の話しや子供たちのことを話した。
ある冬間近の日、23時を回るまで珍しく最後まで真一は粘った。
真一は、そうやっていつも話を聴いてくれて、少しお酒が入ると色っぽく艶っぽくなる麻衣が愛おしく堪らなくなり、抱き寄せ、麻衣の口唇を奪ってしまった。
麻衣は少しびっくりしたが、嬉しかった。
何もないと思っていた真一と、男女の仲になるとは思っていなかったのだ。
それでも、いきなりキスされてときめきを隠せなかった。
それを、わかったのか、真一は
「俺のこと好きか?」
麻衣は、小さく頷くと
「好きよ。」
麻衣は、はっきりそう答えた。
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