第4話 惑星
惑星(ほし)は
いつまで
眠り続けるのだろう?
明けの明星が輝く空の下
一番鳥の鳴く声に
君が起きても
惑星(ほし)は起きるまい。
されば君に聞く。
科学は
これからも人類の善き理解者で居てくれるだろうか?
そう
君がいつも通うカフェに置かれた
孤独を癒してくれる週刊誌や雑誌のように
問いかけた言葉に
如何や、
風は心に吹いたか?
それは黄金色に輝く稲穂の中に?
それとも
君が掴んだ
その木々の幹の生命の名残に?
破壊と再生が理の内にあるものと思ってはならぬ。
それはエゴの中に潜む
自己愛の螺旋の輪廻と知れば
神羅万象の鐘の音に
君は立ち止まり
自分が歩む一歩だと知る事だろう。
新時代を告げる鐘が鳴る
それは
科学と種が共に手を握る新しい摂理の新時代。
これから
ここに君が行い
書き加えられるあらゆることこそが
新時代のバイブル(聖字蹟)となるだろう
今一度、君に問う。
惑星(ほし)は
いつまで
眠り続けるのだろう?
WHERE
DID YOU SLEEP
LAST NIGHT?
惑星(ほし)は
眠っているのではない
君を
待っているのだ
新時代のバイブル(聖字蹟)の律を決める
君という新人間を
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