黒刀剣士と少女達〜転生青年の異世界冒険記〜
yg
第1章 駆け出しの冒険者
第1話 神との邂逅
碓氷琉斗。それが俺の名前だ。
つい最近高校生になったばかりの15歳である。
一応歴史が得意で、趣味はあったがルックスや学力が飛び抜けて良い訳では無い、常識的な範囲の学生なんだが…。
「なんだ、これ…」
いつもの様にベッドで目が覚めると俺の部屋の床には、まさに絵に描いたような魔法陣が展開がされていた。
勿論最初は戸惑った。だが俺は、もともと好奇心は強い方なんだ。興味本意で魔法陣らしきモノに足を踏み入れる。その瞬間、俺の視界は強い光に覆われた。
それが、この世界での最後の記憶となった。
「お、目が覚めたみたいだね。どう? 魔法陣に足を踏み入れて転移した感想は。」
どうも俺は暫く気を失っていたらしかった。そして目覚めると、俺の目には白髪の、歳はせいぜい小学校低学年くらいにしか見えない少女の姿が飛び込んで来た。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます